ソウル都心部に秘密の洞窟が？

鷺梁津(ノリャンジン)駅の７番出口を出て約250メートル進むと「鷺梁津 地下排水路」と書かれた地下入口があります。この通路は、2008年から2011年にかけて行われた区の水害・浸水対策工事の中で発見されたもので、専門家によると、1899年の鷺梁津(ノリャンジン)～済物浦(チェムルポ)の鉄道建設の際に作られた排水路ではないか、という意見が有力です。全長92メートルの地下通路で形が異なる５区間で構成。区は、近代土木施設の価値があるとして2022年から公開し、「ソウルの神秘的な洞窟」として知る人ぞ知る写真撮影スポットになりました。地下通路を進んでいくと、ソウルの有名な魚市場「鷺梁津水産市場」側へ抜けられます。