
ピックアップ!お店紹介口コミ by bianさん
金井山城マッコリ博物館のすぐ隣。
そこでは今でも昔ながらの製法で、麹作りをしているオモニ達がいらっしゃいます。
ちょうどお昼時で、オモニ達は麹作りで疲れた体を横たえて昼寝をされておりました。
オモニ達は休憩中ですので、社長は麹室に入る前に、金井山城のマッコリについてのビデオを見せて下さいました。
金井山城マッコリは、今でも唯一昔ながらの伝統的な手間のかかる麹作りから始まります。
麹作りには、ライ麦と水。
その2つだけで作られます。
水は、金井山の地下250mから取られるミネラル豊富な水。
その2つを合わせ、後はオモニ達が祖母から母親、母親から娘へと代々引き継がれた方法で行われます。
最初の方は、麹作りが上手くできなくて、朝から夜遅くまで作った事もあるそうです。
小さな木の板の上でクルクルと足で踏み、その生地を麹室で寝かせます。
それを何枚も何枚も…本当に重労働だと思います。
麹室では練炭などを燃やし、暖かい温度を作ります。
ちょうど良い麹室の温度は、50年も経てば、頬で感じる温度で分かるそうです。
寝かせた生地には麹が着くのですが、その麹菌の事を、オモニ達は麹の花が咲くと呼ぶそうです。
白い麹の花よりも、黄色の麹の花が咲くと、良いマッコリが出来ると言われているそうです。
麹室に案内されました。
麹室では、温かい温度の空気だけでなく、とても良い香りが漂っています。
「何かヨーロッパの美味しいパン屋さんに入った時の香りに似ています。」
そう言うと、社長はうんと頷き、「そうですね。良いパンの香りに良く似ています。」
そして、麹室 . . .