韓国旅行「コネスト」 金井山城マッコリ博物館|東莱温泉・釜山大(釜山)の観光スポット
KONEST

金井山城マッコリ博物館

クムジョンサンソンマッコルリパンムルグァン / 금정산성막걸리박물관
コネスト 投稿
お気に入りに追加(1人)  *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。
ピックアップ!お店紹介口コミ by bianさん

金井山城マッコリ博物館のすぐ隣。
そこでは今でも昔ながらの製法で、麹作りをしているオモニ達がいらっしゃいます。
ちょうどお昼時で、オモニ達は麹作りで疲れた体を横たえて昼寝をされておりました。
オモニ達は休憩中ですので、社長は麹室に入る前に、金井山城のマッコリについてのビデオを見せて下さいました。

金井山城マッコリは、今でも唯一昔ながらの伝統的な手間のかかる麹作りから始まります。
麹作りには、ライ麦と水。
その2つだけで作られます。
水は、金井山の地下250mから取られるミネラル豊富な水。
その2つを合わせ、後はオモニ達が祖母から母親、母親から娘へと代々引き継がれた方法で行われます。
最初の方は、麹作りが上手くできなくて、朝から夜遅くまで作った事もあるそうです。

小さな木の板の上でクルクルと足で踏み、その生地を麹室で寝かせます。
それを何枚も何枚も…本当に重労働だと思います。

麹室では練炭などを燃やし、暖かい温度を作ります。
ちょうど良い麹室の温度は、50年も経てば、頬で感じる温度で分かるそうです。
寝かせた生地には麹が着くのですが、その麹菌の事を、オモニ達は麹の花が咲くと呼ぶそうです。
白い麹の花よりも、黄色の麹の花が咲くと、良いマッコリが出来ると言われているそうです。

麹室に案内されました。
麹室では、温かい温度の空気だけでなく、とても良い香りが漂っています。
「何かヨーロッパの美味しいパン屋さんに入った時の香りに似ています。」
そう言うと、社長はうんと頷き、「そうですね。良いパンの香りに良く似ています。」
そして、麹室 . . .
コネストからのお知らせ
・現在、開館準備中。詳細は分かり次第お知らせいたします。
基本情報
店名 金井山城マッコリ博物館
住所 釜山広域市 金井区 金城洞 249-8
(부산광역시 금정구 금성동 249-8)
[道路名住所]

釜山広域市 金井区 山城路 409
(부산광역시 금정구 산성로 409)
電話番号 051-517-0202
営業時間 10:00~18:00(最終受付17:00)
休業日 日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
日本語 簡単な会話程度可
関連サイト sanmak.kr
韓国旅行おトク情報
クチコミを書く クチコミを見る
ユーザー投稿写真 クチコミを書く

2023.6.18
bianさん
クチコミ

2023.6.18
bianさん
クチコミ

2023.6.17
bianさん
クチコミ

2023.6.17
bianさん
クチコミ

2023.6.17
bianさん
クチコミ

2023.6.17
bianさん
クチコミ

2023.6.17
bianさん
クチコミ

2023.6.17
bianさん
クチコミ
ユーザークチコミ クチコミを書く
情報
bianさん 2023.6.18
金井山城マッコリ土産酒社長の劉清吉さんに、とても親切丁寧に金井山城マッコリについての歴史や伝統、製法などを教えて頂きました。

伝統的な製法で守り続ける事は、後継者問題だけでなく、水1つにしても良い環境が続かないと美味しいお水は確保できませんし、手伝ってくれる人にも恵まれないと、難しい事なのだと分かりました。
そして、このマッコリの事を知り、飲み続けてくれるお客さんがあり続ける事も。

社長の励みになっている事は、1979年に当時の大統領から民俗酒第1号に指定された事、そして国の農林畜産食品部より、「大韓民国伝統食品名人」という称号を頂いた事により、2013年に伝統食品名人、第49号に指定された事です。

社長は私達に、大韓民国食品名人の分布地図を見せて下さいました。
お話によると、国に指定された食品名人の数は91名。
そのうちお亡くなりになられた方などを外し、現在活動されているのは77名。
マッコリ作りで指定されているのは、韓国で社長さんただ1人。
釜山広域市で指定されている食品名人でもただ1人です。
地図を眺めると、韓国全土にコチュジャンや、キムチ、焼酎、味噌など様々な伝統食品の名人がいらっしゃる事が分かりました。

韓国の食は多彩で豊か。
そこには、それぞれの伝統的な製法、それを引き継ぐ人々と、それぞれのストーリーがあります…
その土地の美味しい食品を育む美しい自然も存在する…
77の伝統食品と、その伝統と歴史、食品を守り、作り続ける大韓民国食品名人に出会う旅。
それが私の新たな旅の目標です。

コロナ後、私は今回の韓国の旅を全力でぶつかり、五感で感じました。
その中で、あんなに楽しかった場所、美味しかった場所、賑わっていた場所の多くが、寂れてしまい、悲しい気持ちになりました。
しかし、それとは裏腹に、とても親切にして下さる韓国の人々に沢山出会いました。
何とか頑張って欲しい。
その気持ちで、51の投稿すべてを全力で投稿致しました。
これが私なりの韓国に対する愛、そしてアリランです。

(プチ情報)
韓国農林畜産食品部より、指定された韓国伝統食品名人のリストは、韓国伝統食品マスター協会に、氏名、住所等が詳しく記されております。
대한민국 식품명인(大韓民国食品名人)で検索し、翻訳ボタンを押せば、どのブラウザでも大体読む事が出来ると思います。
皆様もぜひ、伝統の味を守り続けている大韓民国食品名人の作られた食品を食べに足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
つづきを読む
bianさん 2023.6.17
金井山城マッコリ博物館のすぐ隣。
そこでは今でも昔ながらの製法で、麹作りをしているオモニ達がいらっしゃいます。
ちょうどお昼時で、オモニ達は麹作りで疲れた体を横たえて昼寝をされておりました。
オモニ達は休憩中ですので、社長は麹室に入る前に、金井山城のマッコリについてのビデオを見せて下さいました。

金井山城マッコリは、今でも唯一昔ながらの伝統的な手間のかかる麹作りから始まります。
麹作りには、ライ麦と水。
その2つだけで作られます。
水は、金井山の地下250mから取られるミネラル豊富な水。
その2つを合わせ、後はオモニ達が祖母から母親、母親から娘へと代々引き継がれた方法で行われます。
最初の方は、麹作りが上手くできなくて、朝から夜遅くまで作った事もあるそうです。

小さな木の板の上でクルクルと足で踏み、その生地を麹室で寝かせます。
それを何枚も何枚も…本当に重労働だと思います。

麹室では練炭などを燃やし、暖かい温度を作ります。
ちょうど良い麹室の温度は、50年も経てば、頬で感じる温度で分かるそうです。
寝かせた生地には麹が着くのですが、その麹菌の事を、オモニ達は麹の花が咲くと呼ぶそうです。
白い麹の花よりも、黄色の麹の花が咲くと、良いマッコリが出来ると言われているそうです。

麹室に案内されました。
麹室では、温かい温度の空気だけでなく、とても良い香りが漂っています。
「何かヨーロッパの美味しいパン屋さんに入った時の香りに似ています。」
そう言うと、社長はうんと頷き、「そうですね。良いパンの香りに良く似ています。」
そして、麹室自体にくっついている麹菌を指差し、微笑みました。

寝かせて出来た麹は、外の天日で乾燥されます。
天日で干す事により、より美味しくなるそうです。
そうして出来た麹は、この後蒸したお米と美味しいお水と一緒に混ぜられ、マッコリが出来ます。

金井山の山頂には、金井山の名前の由来となった、金の水を湛える井戸があるとされております。
その金の水が黄色の麹の花を咲かせ、オモニ達やマッコリ名人の手を借りて、美味しいマッコリを作るのではないか?
そんな気がしてなりません。

私達がマッコリについての話を聞き、とても感動しておりますと、社長は喜ばれた様子でもっと案内して下さると言って下さいましたが、この後の予定もありましたので、丁重にお断りすると、再度ご自身のお車で、金井山城マッコリ土産酒の場所まで送って下さいました。
本当にありがたい事です。

社長は、最後に東門まで歩くと良いと教えて下さいました。
東門まで徒歩約30分、西門までも徒歩約30分。
ここは約400年前に、金井山城を作り、マッコリを作った人々が住んでいた場所…そう思いをはせながら、私達は何かとても温かい気持ちになり、東門へと向かいました。
つづきを読む
bianさん 2023.6.15
こちらの社長である劉清吉さんのお車に乗せて頂き、こちらに到着致しました。
ここは、社長が何十年もかけて収集した韓国と日本の昔の農機具や、お酒作りの道具、そして金井山城村の歴史についての資料が展示されている博物館です。
まだ沢山の収集した道具等があるそうで、博物館の部屋をもう1つ増やす予定だそうです。

新しく建設された博物館の中に入ると、社長は少しずつ日本語で、ここ金井山城マッコリの歴史について話し始めました。

社長の劉清吉さんは、14代目の金井山城マッコリの伝承者であり、作り手だと言います。
14代目という言葉に、一瞬私は驚きました。
社長は家系図を見せて下さり、「私は戸籍にない時代の記録も持っており、約400年前の最初の作り手である先祖から14代目にあたります。」と仰いました。

金井山城マッコリの歴史は、約400年前の文禄・慶長の役にまでさかのぼります。
豊臣秀吉の朝鮮出兵により、古くからあった金井山城の城壁を再建築するにあたり、韓国全土から集められた技術者や作業員達により、金井山城の村は作られたそうです。
社長の話によると、その時の先祖の住んでいた場所と、ご自身が生まれた場所は同じだそうです。

麹作りは500年程前から、近隣の僧侶により作られ始めたそうですが、毎日の仕事の合間に飲むマッコリは、この時頃から彼らによって作られ始め、その伝統的な製法と、麹作りはずっと今まで守られてきたそうです。

この辺りの土地は、山間部で土地が痩せていて、作物が育たない為、金井山城村に住む住人のほとんどは、麹作りとマッコリ作りが唯一の収入を得る手段だったそうで、それにより生計を建てていたそうです。

過去にお酒を庶民が作る事を禁じられていた時代があり、その時には憲兵が来ると、麹を没収されないように母親は子供をその場に置き去りにしてでも麹を守る為に隠れたそうです。
憲兵に見つかると、「子供を置いて麹を持って逃げるとは何事か!」と言われたそうですが「憲兵様、子供はとても大切です。ですが、この麹を取られてしまっては、私達は今日食べる物すらなくなってしまうのです。この場所では作物も育たないのです。」と懇願し、麹は今まで何とか守られてきたそうです。

社長も子供の頃は貧しかったそうで、1970年代の金井山城村の写真が展示されているのですが、その写真は今では想像もできないような場所だった事が分かります。

1979年、当時の大統領である朴 正煕(パク・チョンヒ)大統領がこの村を訪れました。
大統領は金井山城マッコリを飲むと、あまりの美味しさに感動されたそうで、「このマッコリは後世まで残さなければいけない。」と言われたそうです。
朴 正煕大統領により、金井山城マッコリは、大韓民国の「民俗酒第1号」として許可されたそうです。

その後2013年に、農林畜産食品部より、マッコリ製造の名人として認定されたそうで、韓国全土でマッコリの名人と認定されたのは、現在の社長 劉清吉さん ただ1人だけだそうです。

そして韓国全土でマッコリは作られておりますが、昔ながらの麹作りから製法まで、伝統的なやり方ですべて行われているのは、こちらの金井山城マッコリ、ただ1か所だけだそうです。

これらの話をすべて聞き終えると、私達は3人とも感動で胸が詰まり、声が一瞬出なくなりました。

約400年間も、人から人へ伝承され、命がけで大切に守られ続けてきた麹。
そして、人による重労働の麹作りや一連の作業を考えても1本たったの2000Wで販売されているなんてありがたすぎる…その気持ちで私達の心は一杯でした。

5年前に、金井山城マッコリを初めて飲んだ時の感動は、間違いないものだと分かりました。

社長は、日本人に対してとても親日的で、穏やかで、この金井山城マッコリを多くの人に知ってもらいたいという気持ちがお話に溢れておりました。
その後社長は、隣で麹を作られている作業場へ私達を案内して下さいました。

※こちらではマッコリ作りの体験が出来る施設も併設されており、マッコリ作り体験に関しては事前に予約が必要で5名以上からで可能だそうです。
金額については、恐らく1人5000Wだと思うのですが、こちらに聞かれてみて下さい。
つづきを読む
このページを見た人はこんなページも見ています
原州の出土品や、発展の歴史などが学べる博物館
周辺のお店情報
全て グルメ ショッピング スポット
コネストで予約可能な周辺のホテル情報
V モーテル釜山
V モーテル釜山
V モーテル釜山は、釜山カトリック大学校、Hyundai Bowlingjangから 3 km 圏内、釜山 (温泉
5,530円~
クチコミ評価  ―  (0件)
釜山MandeokParadia
釜山MandeokParadia
釜山の北区にあるBusan Mandeok Paradiaに宿泊すれば、新世界セントムシティとソック​バル
 
クチコミ評価  ―  (0件)
地図で見る
韓国スポットジャンル別お店リスト
韓国スポット特集記事
韓国の初日の出スポット
一年の計は元旦にあり!ソウル&地方の初日の出名所は?
真冬の極寒韓国旅行の楽しみ方
極寒でも満喫したい!冬の韓国旅行プランどう立てる?
韓国式冷え性対策
韓国料理やお茶、よもぎ蒸し!韓国でできる冷え性改善
ソウルから日帰りで行けるスキー場&韓国スキーリゾート
電車でアクセス可能&シャトルバス運行!韓国でスキー、スノボを体験
もっと見る
掲載日:23.06.16   最終更新日:23.06.19
※記載内容には細心の注意を払っていますが、掲載店との間で生じた損害・トラブルについては、当サイトは責任を負わないものとします。
※内容は予告なく変更される場合があり、完全性・正確性を保証するものではありません。掲載情報は自己責任においてご利用ください。
 
週間人気記事
総合 観光スポット
1 空港鉄道 A’REX
仁川から最短43分!空港とソウル市内を繋ぐ鉄道
2 韓国旅行とトコジラミの状況・対策
不安になる前に!韓国での現状や対策のTIPをチェック
3 T-moneyカード
韓国旅行の必須アイテム!韓国の代表的な交通カードの使い方を徹底解説
4 韓国語の挨拶・基本フレーズ
現地の人との会話にチャレンジ!旅行で役立つ実践韓国語
5 ハングルの基本
組み合わせればOK!科学的な韓国語の文字・ハングル
ニュース人気アクセスランキング もっと見る
深夜に弘大~東大門自動運転バス運行
23.12.04
景福宮駅で事故、2人が病院に搬送
23.12.04
外国人客向けタクシー配車アプリ登場
23.12.04
トコジラミ「完全駆除は不可」=韓国
23.12.06
ブイとジェニーが破局
23.12.06
人気クーポンランキング クーポン一覧
クムテジ食堂
【サービス】サイダー
クムテジ食堂
オダリチプ カンジャンケジ
【10% OFF】全メニュー
オダリチプ カンジャンケジャン&炭火カルビ 江南直営店(3号店)
ベンスクリニック 新沙本店
【割引】初回訪問割引イベント!
ベンスクリニック 新沙本店
ワッペンハウス 明洞本店
【プレゼント】ワッペン1個!
ワッペンハウス 明洞本店
光化門トゥッコギ 貞洞チッ(
【サービス】ソフトドリンク1本サービス
光化門トゥッコギ 貞洞チッ(明洞店)
みんなが探してる!ホットキーワード
急上昇!検索ワード
編集部おすすめ
韓国発のジェンダーレス・スキンケ 12/08
韓国生まれのフレグランスブランド 12/08
新羅ホテル出身パティシエの作るケ 12/08
ヨーロッパの邸宅のようなカフェ 12/08
イケメン店員さん 12/08
セルフレジは日本語対応 12/08
コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
道路名住所」とは?
2014年から施行された新しい韓国の住所表記法です。 → 詳細
COPYRIGHT ⓒ 2023 韓国旅行情報「コネスト」 All rights reserved.
今日見た記事
もっと見る(1)
注目の記事
[ 閉じる▲ ]
[ 固定解除 ]