旧・ソウル火力発電所の漢江展望公園

2021年、火力発電所の敷地の一部が公園となり、市民憩いの場に生まれ変わり、漢江(ハンガン)や、対岸の汝矣島(ヨイド)の高層ビル群が眺められます。ここは元々、1930年に韓国初の火力発電所として「唐人里(タンインリ)火力発電所」が開業した場所です。その後、1969年に「ソウル火力発電所」へと名称が変更となり、2019年には「ソウル複合火力発電所」として地下化が完了しました。旧・火力発電所の建物は文化的価値も高く「ソウル未来遺産」に指定。また公園内にはかつて火力発電所で使う無煙炭を運んでいた唐人里線(西江(ソガン)駅から分岐し、現在の弘大(ホンデ)の歩きたい通り・駐車場通りを通過)の歴史が感じられるよう線路が埋め込まれました。