台風17号の接近する中、慶州に行ってきました。新慶州駅もあちらこちらでバケツ総動員。駅から慶州高速バスターミナル目の前のGGホテルまでずぶ濡れになりながら到着。
でも、翌日は台風一過、秋の風が吹く中、石窟庵に行ってきました。
GGホテルの前のレンタルサイクル屋前のバス停から、10番バスに乗って、（他にも何種類か仏国寺に行くバスがあります。11とか700）普門リゾート経由で40分。
仏国寺前のバス停に到着。そこから道路を渡って、右斜向かいのバス停に移動します。
ここが石窟庵行きの12番バスのバス停です。1時間に一本のタイムテーブル（毎時40分発）なので、到着時間によって、先に仏国寺を見るか、石窟庵を見るかを決めるのが良いです。
バスは石窟庵から降りてきてUターンします。バスの運転手のおじいさんが上手です！
右手は体が持っていかれないようにバーを持ち、左手一本でハンドルを操り40㎞でヘアピンカーブを淡々と登っていきます。
特にこの日は台風の影響であちこちで倒木があり、それを避けながらの運転でした。
約20分で石窟庵の駐車場に到着。「毎時00分に出発するから間違えないようにねー」と運転手さんが大声で教えてくれます。
駐車場からは、大鐘楼（一打1000ウォン）、チケット売り場（5000ウォン）を通って石窟庵に上がって行きますが、途中の道が松の香りが涼やかでとても良かったです。
石窟庵も、これほど素晴らしいとは…
美しい仏様です。写真撮影ができないのが残念ですが、しっかり目に焼き付けました。
ブラブラ歩いて1時間ぐらいの見学時間で、帰りのバスに丁度間に合いました。チケット売り場の所から、階段で仏国寺へ降りる道もあります。バスの時間が合わなかったら、歩いて降りるのも一興でしょう。（2.2㎞）

10/19(金)に行きました。仏国寺の観光を終え、12番バスで向かいましたが、クネクネした山道を登る為、乗り物酔いで少しだけ気分が悪くなりました。酔い止めを飲めば良かったと少し後悔…(^^;
13:00過ぎに到着しましたが、標高が高いからか快晴の日であったものの、仏国寺にいる時よりも風が少し寒く感じました。入り口からは緩やかな山道(林道)を歩きます。大自然の中のハイキングといった感じです。途中リスにも遭遇しました。動きが速すぎて残念ながら写真は撮れずでした。
石洞窟の近くまで来て階段を上がる手前で後ろを振り返ると、慶州の街を臨めます。
ようやく中に入り釈迦如来坐像を拝む事ができました。穏やかなお顔を拝見させていただきながら、バス一人旅の達成感と安堵感が湧き、また大昔の統一新羅時代に、このような山の上に釈迦如来坐像を作った人々の技術と努力にも感心致しました。

仏国寺から石窟庵に向かう丁度中間地点、モドン薬水場への分岐点にトイレがあります。入るともなく入ると（何しにやねん！）、いやぁ、ビックラゲーションでした。

「冬季は凍結した水道管が破裂する危険があるため使用禁止」というトイレが九州の某名山にはあります。が、こちらのトイレはどうでしょうか、ご覧ください。いやいや、街中でもここまで充実したトイレは無いことが当たり前になってしまっている自分のあるある韓国脳が、ハッと目覚めました。これなら、極寒期でもトイレOKです。

前回の投稿でvakabonさんから教えていただいた通り、国立慶州博物館で３D映像を何回も観てからこちらに伺いました。構造と建築を知らずに観るのと、知って観るのとでは大違い、あたり前田のクラッカーですが、予習の効果は抜群です。

構造を知った上でこちらの仏様の御尊顔を拝むと、誠に誠に神々しくも有り難く、何時間でも観ていたいような気になります。石の力に守られて、いえ、石は仏の力に守られて、今の時代まで生き残ってきました。それをこの目で拝むことができる私は幸せです。

8月17日に行きました。
我が家はクルマでしたので、他の方々の交通手段を拝見して、次回はプルグッサから歩くのも良いかも、と思いました。

入口からは結構歩きますけどリスがいたり、景観も良いので苦にはなりませんでしたが、夏の真っ盛り、ものすごく暑かった苦笑

ですが、行く価値があると思います。
秋の紅葉の時期が雅な所でしょうね。