DMZ(非武装地帯) ピムジャンチデ / 비무장지대
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お気に入りに追加(38人) *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。
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朝鮮半島を東西に横断する軍事緩衝地帯
1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争により、分断国家の道を歩むこととなった韓国と朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮と記す)。今なお両国を分け隔てているのが、停戦協定により設けられた北緯38度線付近にある軍事境界線です。「非武装地帯」を意味するDMZ(Demilitarized Zone)は、この軍事境界線を挟んで南北それぞれ2km、計4kmにわたる地域のこと。武力衝突を防ぐためDMZ内では武装はもちろん軍隊の駐屯や武器の配置、軍事施設の設置が禁止され、一般人の出入りは統制。一方で、半世紀以上にわたり人の活動による影響を受けていないことから、貴重な野生動物や原生自然の宝庫として知られ、DMZを対象にした学術研究も活発です。 |
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ガイド付きのツアーが便利
しかしながら、一般人の出入統制が行なわれているDMZの特性上、これら観光地の見学は個人参加ができなかったり各種申請が必要です。
また、公共交通機関では移動が困難な場所にあるなど、アクセス面でも外国人旅行者には難度が高い場合が多く、DMZ内の複数箇所を効率よく観光できる ソウル発着のツアーや 自治体主催のツアーを利用すると便利です。
坡州・鉄原エリアのDMZ観光は列車でも!
専用ツアーでなくても利用できるのが観光列車。「 DMZトレイン」はソウルから鉄原の「白馬高地駅」までを走る京元線と、ソウルから「都羅山駅」まで走る京義(キョンイ)・中央線の2本からなる観光列車。
列車内には鉄道・戦争・生態をテーマにした写真ギャラリーがあり、カフェでは乾パンなど軍用食糧も販売されDMZへ向かう気分を盛り上げます。「白馬高地駅」到着後は「労働党舎」などを巡る観光への参加も可能です(現地で見学券販売、要身分証明証)。
京畿道・坡州
板門店(パンムンジョム) ※要ツアー参加
韓国軍やアメリカ軍を中心とする国連軍と北朝鮮軍が共同で警備を行なう800m四方の「共同警備区域(JSA)」です。政府認定のツアーでのみ訪れることが可能で、幅20cmほどの軍事境界線を境に、両軍の警備兵が対峙する光景には思わず緊張が走ります。
![UN軍政令部支援隊の駐屯基地
「キャンプ・ボニファス」 UN軍政令部支援隊の駐屯基地
「キャンプ・ボニファス」]() UN軍政令部支援隊の駐屯基地
「キャンプ・ボニファス」
![テーブル下に軍事境界線が通る
「軍事停戦委員会本会議場」 テーブル下に軍事境界線が通る
「軍事停戦委員会本会議場」]() テーブル下に軍事境界線が通る
「軍事停戦委員会本会議場」
![南北捕虜の送還が行なわれた
「帰らざる橋」 南北捕虜の送還が行なわれた
「帰らざる橋」]() 南北捕虜の送還が行なわれた
「帰らざる橋」
板門店周辺のDMZ見学スポット ※要ツアー参加
![「第3トンネル」
1978年に発見された南侵トンネル。地下73mにあり軍事境界線200mの距離まで近づけます。見学の際はヘルメットを着用し、入口までトロッコ型シャトルエレベーターで移動します。 「第3トンネル」
1978年に発見された南侵トンネル。地下73mにあり軍事境界線200mの距離まで近づけます。見学の際はヘルメットを着用し、入口までトロッコ型シャトルエレベーターで移動します。]() 「第3トンネル」
1978年に発見された南侵トンネル。地下73mにあり軍事境界線200mの距離まで近づけます。見学の際はヘルメットを着用し、入口までトロッコ型シャトルエレベーターで移動します。
![「都羅(トラ)展望台」
DMZの韓国側境界線である南方限界線上に建てられた韓国最北端の展望台。晴天の日には望遠鏡を通して板門店や北朝鮮・開城(ケソン)の街並みも眺められます。 「都羅(トラ)展望台」
DMZの韓国側境界線である南方限界線上に建てられた韓国最北端の展望台。晴天の日には望遠鏡を通して板門店や北朝鮮・開城(ケソン)の街並みも眺められます。]() 「都羅(トラ)展望台」
DMZの韓国側境界線である南方限界線上に建てられた韓国最北端の展望台。晴天の日には望遠鏡を通して板門店や北朝鮮・開城(ケソン)の街並みも眺められます。
![「都羅山(トラサン)駅」
北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)行き列車の始発駅として建設された駅。平壌まで205km、開城までわずか15kmの場所に位置します。 「都羅山(トラサン)駅」
北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)行き列車の始発駅として建設された駅。平壌まで205km、開城までわずか15kmの場所に位置します。]() 「都羅山(トラサン)駅」
北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)行き列車の始発駅として建設された駅。平壌まで205km、開城までわずか15kmの場所に位置します。
個人での訪問が可能な坡州のDMZ見学スポット
![「臨津閣(イムジンガッ)国民観光地」
軍事境界線から南へ約7kmの場所にある大規模な平和公園。ソウルから自力で行くことができる北朝鮮に最も近い場所です。朝鮮戦争の戦跡や統一を祈る記念碑、展望台があります。 「臨津閣(イムジンガッ)国民観光地」
軍事境界線から南へ約7kmの場所にある大規模な平和公園。ソウルから自力で行くことができる北朝鮮に最も近い場所です。朝鮮戦争の戦跡や統一を祈る記念碑、展望台があります。]() 「臨津閣(イムジンガッ)国民観光地」
軍事境界線から南へ約7kmの場所にある大規模な平和公園。ソウルから自力で行くことができる北朝鮮に最も近い場所です。朝鮮戦争の戦跡や統一を祈る記念碑、展望台があります。
![「烏頭山(オドゥサン)統一展望台」
韓国側を流れる「漢江(ハンガン)」と北朝鮮側から流れてくる「臨津江(イムジンガン)」の合流地点にある展望台。建物内には様々な資料を通じて北朝鮮の人々の生活が分かる展示空間も。 「烏頭山(オドゥサン)統一展望台」
韓国側を流れる「漢江(ハンガン)」と北朝鮮側から流れてくる「臨津江(イムジンガン)」の合流地点にある展望台。建物内には様々な資料を通じて北朝鮮の人々の生活が分かる展示空間も。]() 「烏頭山(オドゥサン)統一展望台」
韓国側を流れる「 漢江(ハンガン)」と北朝鮮側から流れてくる「臨津江(イムジンガン)」の合流地点にある展望台。建物内には様々な資料を通じて北朝鮮の人々の生活が分かる展示空間も。
江原道
鉄原のDMZ見学スポット
![「第2トンネル」
1975年に発見。全長約3.5km、軍事境界線から南へ約1.1km地点まで到達しており、1時間あたり約3万人の兵力が移動可能だったとされています。鉄原郡と韓国軍の管理下にあり、指定のツアーでのみ見学可能。 「第2トンネル」
1975年に発見。全長約3.5km、軍事境界線から南へ約1.1km地点まで到達しており、1時間あたり約3万人の兵力が移動可能だったとされています。鉄原郡と韓国軍の管理下にあり、指定のツアーでのみ見学可能。]() 「第2トンネル」
1975年に発見。全長約3.5km、軍事境界線から南へ約1.1km地点まで到達しており、1時間あたり約3万人の兵力が移動可能だったとされています。鉄原郡と韓国軍の管理下にあり、指定のツアーでのみ見学可能。
![「月井里(ウォルチョンリ)駅」
ソウルから北朝鮮・元山(ウォンサン)まで続いていた京元(キョンウォン)線の廃駅。現建物は1988年に復元されたもの。 「月井里(ウォルチョンリ)駅」
ソウルから北朝鮮・元山(ウォンサン)まで続いていた京元(キョンウォン)線の廃駅。現建物は1988年に復元されたもの。]() 「月井里(ウォルチョンリ)駅」
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![「鉄原平和展望台」
DMZやその向こうの北朝鮮の風景を見渡せる展望台。展望台まではモノレールも走っています。 「鉄原平和展望台」
DMZやその向こうの北朝鮮の風景を見渡せる展望台。展望台まではモノレールも走っています。]() 「鉄原平和展望台」
DMZやその向こうの北朝鮮の風景を見渡せる展望台。展望台まではモノレールも走っています。
![「労働党舎」
ロシア式の建築様式で建てられた、1946年築造の朝鮮労働党舎。外壁には砲弾跡も。登録文化財第22号。 「労働党舎」
ロシア式の建築様式で建てられた、1946年築造の朝鮮労働党舎。外壁には砲弾跡も。登録文化財第22号。]() 「労働党舎」
ロシア式の建築様式で建てられた、1946年築造の朝鮮労働党舎。外壁には砲弾跡も。登録文化財第22号。
楊口のDMZ見学スポット
![「楊口パンチボウル地区」
1,100m級の山々に囲まれた盆地。フルーツ入りカクテル「パンチ」を盛り付ける容器に似ていることから命名。朝鮮戦争で熾烈な戦いが繰り広げられた場所として知られています。 「楊口パンチボウル地区」
1,100m級の山々に囲まれた盆地。フルーツ入りカクテル「パンチ」を盛り付ける容器に似ていることから命名。朝鮮戦争で熾烈な戦いが繰り広げられた場所として知られています。]() 「楊口パンチボウル地区」
1,100m級の山々に囲まれた盆地。フルーツ入りカクテル「パンチ」を盛り付ける容器に似ていることから命名。朝鮮戦争で熾烈な戦いが繰り広げられた場所として知られています。
![「第4トンネル」
1990年に軍事境界線から1.2km地点で発見。長さ約2.1kmで、1時間に3万人が通過できたと言われます。軍人たちの案内で軍事境界線からわずか100m地点まで見学可能です。 「第4トンネル」
1990年に軍事境界線から1.2km地点で発見。長さ約2.1kmで、1時間に3万人が通過できたと言われます。軍人たちの案内で軍事境界線からわずか100m地点まで見学可能です。]() 「第4トンネル」
1990年に軍事境界線から1.2km地点で発見。長さ約2.1kmで、1時間に3万人が通過できたと言われます。軍人たちの案内で軍事境界線からわずか100m地点まで見学可能です。
![「乙支(ウルチ)展望台」
軍事境界線から約1キロ、金剛山(クムガンサン)の尾根に1988年に建てられた展望台。天気の良い日には北朝鮮の警備兵や農民の姿が見えることもあります。 「乙支(ウルチ)展望台」
軍事境界線から約1キロ、金剛山(クムガンサン)の尾根に1988年に建てられた展望台。天気の良い日には北朝鮮の警備兵や農民の姿が見えることもあります。]() 「乙支(ウルチ)展望台」
軍事境界線から約1キロ、金剛山(クムガンサン)の尾根に1988年に建てられた展望台。天気の良い日には北朝鮮の警備兵や農民の姿が見えることもあります。
![「頭陀淵(ドゥタヨン)渓谷」
2004年に一般公開。美しい自然が残る渓谷で、トレッキング客も多数訪れます。一方で地雷危険区域も残っておりDMZ独特の緊張感と休戦中である朝鮮半島の実状を感じさせます。 「頭陀淵(ドゥタヨン)渓谷」
2004年に一般公開。美しい自然が残る渓谷で、トレッキング客も多数訪れます。一方で地雷危険区域も残っておりDMZ独特の緊張感と休戦中である朝鮮半島の実状を感じさせます。]() 「頭陀淵(ドゥタヨン)渓谷」
2004年に一般公開。美しい自然が残る渓谷で、トレッキング客も多数訪れます。一方で地雷危険区域も残っておりDMZ独特の緊張感と休戦中である朝鮮半島の実状を感じさせます。
高城のDMZ見学スポット
「高城統一展望台」
韓国の最北端にあり、一番の見どころは北朝鮮の名山「金剛山(クムガンサン)」、東海岸沿いの名所「海金剛(ヘクムガン)」が晴れた日には良く見えます。
分断の現実を間近に感じる忘れられない旅に
DMZ一帯では、厳しい眼差しで警備に当たる兵士たちの姿や鋭い有刺鉄線など、目に入るものすべてから休戦状態にあるという現実を突きつけられます。韓国に関心を持ったなら、一度は足を運んでみたいDMZ。朝鮮半島の近現代史を考えさせられる印象深い旅となることでしょう。
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基本情報
店名 |
DMZ(非武装地帯) |
住所 |
京畿道 坡州市 津西面 魚龍里, 一帯
(경기도 파주시 진서면 어룡리, 일대)
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電話番号 |
なし※施設により異なる |
Eメール |
なし |
営業時間 |
施設により異なる |
休業日 |
施設により異なる |
日本語 |
不可 |
その他外国語 |
不可 |
支払方法 |
無料 ※施設により異なる |
交通 |
・施設により異なる
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関連サイト |
なし |
詳細情報 |
・バリアフリー施設:なし ※施設により異なる
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こだわり |
無料散策夜景・ムード文化財世界遺産ファミリー
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備考 |
・入場料:施設により異なります。
・板門店、第3トンネル、都羅展望台、第2トンネルなどはツアー参加が必要(個人での訪問不可) |
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ユーザー投稿写真 |
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2019.5.10 みさきあみさん クチコミ
2019.5.10 みさきあみさん クチコミ
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ユーザークチコミ |
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情報
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みさきあみさん 2019.5.10
日本からコレールHPでDMZトレインの往復切符を購入し、都羅山駅発の「都羅山安保観光」に参加してきました。
韓国観光公社や2016年頃のブログレポでは、DMZ列車のみを予約し、都羅山駅到着後に現地で「都羅山安保観光」への参加申し込みが可能となっていますが、現在ではDMZトレイン車内での申込購入に変わっています。
料金は大人18000ウォンで、第3トンネル徒歩コースになります。
係員からはこのコースしか案内されなかったので、現地で第3トンネルでトロッコに乗れるコースに申し込めるかは不明。
食事は統一村直売所のビュッフェ形式で7000ウォン。(人懐っこい猫がいます)
都羅山駅のチケットカウンターは現在記念スタンプと入場券しか扱ってません。 ... |
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良
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madomanoさん 2018.5.1
2018/5/1のDMZ(非武装地帯)ツアー ヨンイル旅行社コースに参加しました。
全体的に各ポイントの見学時間が短くちょい忙しいところはありますが、全て見ごたえがありました。第三トンネルは、行きは下り坂、帰りはひたすら登るため本当に疲れました。正直トロッコに乗れば良かったと思いました。
都羅山(トラサン)駅は南北を結ぶ前提で整備されており、ホームで北朝鮮の方向を見ると異国人の私でも早く統一されると良いなぁと思いました。
帰りにガイドさんに「統一は望んでいるか」質問したところ、ほとんどの韓国人は望んでいるとのことでした。色々考えさせられるツアーでした。 ... |
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良
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キム・ヘリさん 2016.2.22
*2015年3月の経験ですので、時刻表や訪問が可能なエリアが違う可能性があります。
コネストさんでこのようなことを書くのは大変気が引けるのですが、時間よりもお金を節約したかったので自力でDMZトラ山展望台・第3トンネル方面のツアーに参加してきました。
感想としては、韓国語で自分の意思を伝えたり、時間の表現がわからないと厳しそうです。
ツアー全体としては、言葉よりも目で見たものの印象が大きかったので大満足でした。
時間に余裕があったので、まず京義線でホンデイック駅ームンサン駅まで行きました。
インターネットで調べてムンサンからは電車を乗り換えることを知っていて、10時発・11時半ごろ発のいずれかに乗りたくて8:29発のほぼ各駅停車で行きました。
ムンサン駅に9:35頃ついて、改札を出て右手へ進むと「みどりの窓口」的な場所がありました。
キョロキョロしていると、近くにいた駅員らしいおじさんに「どこ行きたいの?」と聞かれ、「DMZエカゴシップンデヨ(DMZへ行きたいのですが)」というと窓口で切符を買えと言われました。
DMZでツアーに参加したいと訴えて説明を受けたところ、時刻表が3月に入って変わったようでした。
また、どなたかのブログで拝見した10時発のDMZ行きの電車はなく11時34分発のひと便だけとのことでした。
(従って、帰りもトラ山駅からムンサン駅まで行ける電車は16時10分発のみでした。)
この時点で、混んでいるか尋ねたところ「残り7席だよ」と教えてもらいました。ほぼ満席です。
駅員さんから、安全に関しての確認書(英文:パスポート番号・住所・電話番号など記載、署名)を渡されトラ山駅に持っていくようにと言われました。
2時間ほど外で時間をつぶして(5分ほどあるくと繁華街というかカフェや食堂などが連なっていました)ムンサン駅に戻ると、先ほどまで閉まっていた5番・6番ホーム行きの柵が空いています。(これは改札の外です。DMZトレインには改札はありませんでした。)
階段を降りると5番線に白いDMZトレイン(3両編成)が入ってきます。
ソウル駅から乗っている人もかなりいて満席でした。
2号車では食べ物も売っていたようです。
持っていない人のために、さきほどの安全に関する確認書が配られていました。
ウンチョン駅(無人駅?)を過ぎ、イムジンガン駅に電車が入ります。
ここで降りるように言われ、電車を降り少し歩かされました。前の人についていくだけですが、イムジンガン駅の改札のようなところへ行くと、軍人さんが確認書とパスポートの写真を確認していました。
オーケーが出れば、ホームへ戻れます。その後電車に皆で乗ってトラ山駅に向かいました。
行きの車内では、韓国語に続いて簡単に英語で説明がありました。(帰りはほぼ韓国語のみ)
トラ山駅からのツアーは席が限られていると思っていたので、なるべく急いでホームを過ぎて改札を出て折り返し右手のツアー申し込み口(パジュ市が管理しているようでした。)に並びます。
こちらの女性は少し英語ができるかもしれません。お金を払って確認書の半分が切り取られると、首から下げる札・ツアー料金11,700ウォンの領収書を受け取り、指定された番号のバスに乗ります。バスは3台だったので、もしかしたらDMZトレインと同じ分だけの座席が用意されているかもしれません。
バスに乗ると、運転手さんに確認書の残り半分を渡して席に着きました。(受け取った札に席番が書いてあります。)
最初に少しだけビデオを見て(韓国語・英語・中国語・日本語)、それからトラ山展望台で15分停まりました。
空が霞んでいて、北朝鮮の国旗掲揚台の台は見えましたが旗は見えず他もほとんど見えませんでした。
ただ人が全然いない不気味な感じがしました。
また分断の終わり・統一のはじまりとかいてある建物は入れないと聞いていて、ドアにも入ってはいけないと書いてあるのですが軍人さんがいきなり日本語で「入れますよ。どうぞ。質問があれば日本語でどうぞ」と言っていて驚きました。
団体のツアーで来ていた日本人がごそっと入って行きました。
時間がないのでもうバスに戻りますが、全然揃ってなく小さい土産物店をのぞいて戻りました。
結局5分くらい遅れたと思います。
つぎに統一村へ向かいました。持ち時間は40分程度。
食堂に入るとおかずとチゲが並んでいる席と何もない席が。
訳も分からず何もないところに座って「注文します」というと、もっと奥の席に座れとおばさんに言われます。
仕方なく、4人テーブルにおかずがた5〜6皿とテンジャンチゲが2セット置いてあるところへ座ります。
同行者がビビンバが食べたいというので頼むと「できない」と断られ、「チゲを食べなさい」と言われました。
メニュー表では7000ウォンとあったが、おかずをシェアしたからか?6500ウォンしか払いませんでした(カードも可)。
以外とサクッと食事が済んでしまい、向かいの土産物屋も少しうろうろ。
特に興味がなかったが、統一村で栽培された玄米を買ってみました。(1キロ4000ウォン)
次にバスは第3トンネルへ。持ち時間は50分。
私はトラ山駅でトロッコ?(ショトルスンカンギ)のツアーを申し込んでいたので、そのグループに振り分けられています。
先に荷物をあずけて(携帯は持っててOK)青いヘルメットをかぶりトロッコに乗り込みました。
かなり狭くて3人がけだと頭がカツカツ当たります。
トロッコを降りて、軍事境界線に向かって地下73mを歩いていくのですが身長170cm程度の私の場合、なんどもなんども頭をぶつけました。(ヘルメットに感謝しました。)あと、トロッコで降りていく途中は寒く感じましたが、トンネル内は水が滴っていて、湿度が高く寒くは感じなかったです。
最終地点は行き止まりで帰ってくる形です。
そこから3枚壁を経て向こう側が北とのことでした。30分〜35分程度の地下旅でした。
少しトロッコを待って上へ上がります。
角度のつき方のせいで、上から見ると下が見通せません。
炭鉱を擬しているとはいえ、やはり軍事目的のトンネルであることは間違いないそうです。
第3トンネルはソウルからわずか40キロ強の地点で発見されました。
地上に出ると出発時間の10分前。でもまだ映像を見ていません。
映像館の入り口でイヤホンを借り(日本語設定)中へ入ると立ち見に。
韓国語での説明と同時にイヤホンからきれいな日本語の説明が耳に入ってきます。
北が挑発を続けていること、戦争で大きなダメージを負ったが奇跡的な発展を遂げたこと、家族・民族が分断されていることなどが主な内容でした。
所要時間は8分とのことで丁度持ち時間を終了してバスへ戻ります。
バスの中の案内は全て韓国語。
公園のようなところで降ろされて時間が聞こえないと思っていたら、ツアーは終わりで駅まで歩いて帰れとのことでした。
公園で南北分断や歴史に関する写真を見て、奥の3D展示館へ。こちらは全て韓国語です。
歩いてトラ山駅に戻ると、平壌方面の降り口があること、税関や出境のコーナーがあるのがわかりました。
電車はずっとホームにいたのか、ホームに出るとそこにいました。
帰りとは違う席が指定されていてそこに座ります。
イムジンガン駅周辺を観光したかったので電車を降りて、ホームに顔を出していた乗務員に「ムンサンへいくのはこれが最終か」と聞くとやはりそうでした。
でもバスはあるからとのことで電車を降り、イムジンガン公園へ向かいます。
自由の橋、砲撃された機関車、平和の鐘などを見学しました。
古びた遊園地のようなところがあって、ひっきりなしに車が出入りし沢山の家族連れが遊んでいました。
非武装地帯と川を挟んで反対側でこんな風景が広がっていることに強い違和感を感じました。まるで全てが映画のセットで、現実味がないようでした。
お土産やさんでは北朝鮮製のワインや酒のようなものが売っていました。
バス停へ向かうと、親切なおじさんが今いったよ!と教えてくれました。1時間ほど待たされて058番のマウルバスに乗りました。(Tmoney, cashbee可)
小さめのワゴンバスで、集落の中をぶんぶん飛ばしていくので立っているのは辛そうでした。
女子高生がおじさんに席を譲っていて、車内は和やかな感じでした。
そしてムンサンターミナルのあと、ムンサン駅で下車しました。
幸い電車は5分以内に発車(18時44分発)だったので急いで車内へ。
ホンデイック駅についたは19時半を回っていました。 ... |
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良
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うりんさん 2014.9.3
今年5月4日から開通したソウル-都羅山駅をつなぐDMZトレインに、
6月末乗ってきました。
前日にソウル駅で乗車券を買っておき、翌朝8時30分出発でした。
平日だったので人は少なったですが、土曜日は売り切れでした
(HPを見ると)。
電車はかわいいし、車内は女性乗務員が3名いて申請書を
配っていました。
復路ではイベントが催されて女性たちが一生懸命盛り上げて
いましたし、一緒に写真を撮りましょうみたいな感じで、乗客の
間を回っていました。
列車は3両編成ですが、それぞれちょっとずつ違っていて、
車内販売もあります。
そこで絵葉書にスタンプを押していたら、声をかけくれて
日本から来られたのですか~!と驚いてましたが、
一緒にどうぞと、アメリカンチェリーをいただきました。
反日は感じなかったです。むしろ「遠い所ご苦労様です」
みたいな優しさを感じました。
イムジンガン駅でMP(軍隊の警察)がいて、いったん列車から
降りて申請書を渡して再乗車します。
そして人数を数えます。
MPってちょっと怖いらしいのですが、兵役中みたいな
若い男の子たちで、全く緊張感はなかったです。
都羅山駅はきれいで新しい駅でした。
北とつながれば、ここが韓国の最北の駅になります。
ここで下車して改札口横にある窓口でツアーに申し込む形で、
バスに乗り、第3トンネルへ向かいます。 ... |
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並
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骨折りライダーさん 2010.5.30
5月26日に「DMZツアー昼食無し」に行ってきました。
読み通りツアーの時は晴れました。
予約した「中央高速」へ挨拶して、バスに乗り込みいざDMZへ。
移動中は綺麗なママさんガイドが丁寧に、韓国の歴史について講義してくれました。
後日、現地の友達が「説明が長いでしょ。」と言ってましたが自分は興味が
有るので黙黙と聞いてました。
DMZっ何処に連れて行ってくれるのだろと思ってましたが、見た事有る場所に行きました。
前回行った板門店ツアーと一部同じコースだったんですね。
今回良かった事は、
半島の情勢が良くないにも拘らずツアーが実行された事。
第3トンネルにトロッコ列車を利用出来た事。
唯一北と繋がっている線路及び鉄橋が見れた事。
以上です。
食事をしない人は、自分ともう一組で、板門店を出てすぐの所の食堂でした。「プルコギ」だそうです。
自分は前回板門店ツアーに参加した時に、此のお店に入りました。
川崎重工製(?)の孔のあいた機関車とトラ展望台は、各々15分の見学です。
時間に遅れると恥ずかしいです。 ... |
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朝鮮戦争以前は北へと繋がっていた鉄道駅舎 |
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朝鮮戦争の名残、韓国に残る北朝鮮の建物 |
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南方限界線上に立てられた坡州DMZエリアの展望台! |
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非武装地帯と北朝鮮を眺めることが出来る展望台 |
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![板門店(JSA)]() |
板門店(JSA)
2018年4月27日南北首脳会談が行われた板門店とは? (0m)
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![板門店(JSA)]() |
板門店(JSA)
2018年4月27日南北首脳会談が行われた板門店とは? (0m)
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スターの兵役事情や仁寺洞の老舗韓定食店などTOP5 |
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景福宮・昌徳宮など季節の花で華やぐ宮殿へ! |
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ソウルのうまいもん横町や海苔食べ比べなどTOP5 |
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プチプラGOTOMALLから免税店まで!ご飯も網羅♪ |
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掲載日:14.09.06 最終更新日:18.02.21 (更新履歴)
・記事全体を更新しました(20180221)
・一部記事内容を変更しました(20170717)
・一部記事内容を変更しました(20170601)
・DMZトレイン情報変更、追加しました(20160223) |
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