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文化財資料第132号に指定された朝鮮時代のトイレ「영월보덕사해우소 (寧越報德寺解憂所)」を見に行きました。
お寺では、「憂いを解決する場所」という意味で、トイレのことをヘウソ(解憂所)と呼ぶことがあります。
このトイレが建てられたのは、1882年。この年、日本では、早稲田大学の前身・東京専門学校が開校しています。
大学とトイレを一緒にしてはいけませんが、このトイレは、歴史の重みが感じられます。文化の香り(匂い)がします。
トイレは、切妻屋根の2階建ての楼閣式の建物です。前後2列に分けて、男女の使用を区別しながら、12人を同時に収容することができるようになっています。
壁面などに、通風孔がたくさん設けられています。
秋風がそっと解憂所を通り過ぎ