​航空機の操縦士や技術者などを養成する韓国航空大学内に航空宇宙博物館があります。キャンパス見学を兼ねて29日に行って来ました。入館料2500ウォン。

1、2階の展示室では、飛行の原理や航空機用エンジンの構造などが写真やパネルで紹介され、エンジンや計器、プロペラなどの実物、ロケット、航空機の模型などが展示されています。ほかにも宇宙服をはじめ各国の宇宙開発に関する展示、ロケットの仮想飛行体験室があります。
この程度は、文系脳でも理解できるレベルです。

子ども向けには、飛行機の操縦を仮想体験できるフライトシミュレーターがあります。誰もいなかったのでちょっとやってみたら、これが案外むずかしい。
いい歳こいて本気を出していたら若いカップルが見に来たので、ほどほどのところでやめておきました。

この大学は設立当初国立でしたが、その後、韓進グループに引き継がれて私立大学となりました。韓進といえばその中核企業は、韓国のフラッグ・キャリア大韓航空です。
なのに記念撮影用の航空機のシートがいかにも古臭い。これ最新のものに替えた方がいいと思いますけど。

屋外に展示されている航空機やキャンパス内を見て回った後、学生会館の喫茶コーナーでひと休みしてきました。
意外なことに女子学生が多く、雰囲気は華やいでいます。みんなCAを目指しているのだろうか。見た目それなりの学生が何人かいましたし、そうでない学生もいましたが。おっとっと、外見だけで判断してはいけないですね。

韓国では、大学を卒業しても思うように就職できない厳しい現実が待ち受けています。男子学生も女子学生もみんながんばって、大空に羽ばたく夢をかなえてほしいものです。