テンプルステイ実施、統一新羅時代創建の由緒あるお寺

全羅南道(チョルラナムド)の和順(ファスン)郡と言えば、世界遺産のコインドル(支石墓)で有名な場所ですが、「双峰寺(サンボンサ)」というお寺も有名です。寺院宿泊体験プログラムである「テンプルステイ」も実施しており、国内外の観光客が訪れます。境内は広くは無く、小高い丘の上に文化財が２点あり、一つは「宝物 第170号」に指定されている「澈鑑(チョルガン)禅師塔碑」で、もう一つは「国宝 第57号」に指定されている「澈鑑禅師塔」です。後者には、平昌オリンピックの開幕式で話題になった人面鳥こと「迦陵頻伽(カルンビンガ)」と呼ばれる極楽鳥も刻まれています。主に高句麗の古墳の壁画や、統一新羅時代の仏教美術様式に登場し「双峰寺」も統一新羅時代に創建されたことに由来しています。