風力発電機が並ぶ平昌の高冷地

「大関嶺(テグァルリョン)」は、江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)にある峠で、標高832メートルの所にある分水嶺です。ここより西がソウル方面、東が江陵(カンヌン)方面で、晴れた日には江陵の海もよく見えます。峠には気象観測所が設置されていて初雪観測や真冬の最低気温紹介で韓国の天気予報にもよく登場します。嶺東(ヨンドン)高速道路や大関嶺トンネルが開通するまでは、峠の上にドライバーが休憩できるパーキングエリアがありましたが、現在は「新再生エネルギー展示館」として、燃料やエネルギーについて学べる展示館ができ、周辺には巨大な風力発電機がいくつもある光景が見られます。道路の向かいに人気の牧場「大関嶺羊牧場」もあり、一帯は平昌を代表する観光名所になっています。