2016/12/30　12時ごろ、顕忠祠からの帰りに立ち寄りました。

顕忠祠からバスで10分弱、温陽温泉駅からは徒歩20分（バスで10分弱）の場所にあります。

こちらでは、伝統的な祭祀・行事、庶民生活の変遷を紹介するとともに、農機具や装束、民具といった身の回りの生活用品を通して民衆の日常を紹介する、ちょっと変わった視点のユニークな博物館です。

一番面白かったのは、韓国各地の麺料理、餅料理を模型で再現した展示で、地域の気候や産物が料理の材料や調理法に影響を与える様子が紹介されていました。
案内文は基本的に韓国語ですが、生活に関する題材だったので内容が身近に感じられて分かりやすかったです。

また、博物館の外には野外展示として、喪輿（상여）とよばれる棺を担いで運ぶ道具や、牛が引いて動かす石臼などの大型の民具のほか、コインドルや観音像まであって、こちらも​バラエティ豊かで面白かったです。

顕忠祠に行くついでのつもりで立ち寄ったのですが、予想以上に充実した内容で、地方の博物館も侮れないなと感じました。