ピックアップ!お店紹介口コミ by Yuseong◆さん
大田広域市三省洞の「三省初等学校」隣りに、レトロなレンガ色の建物があります。
この「ハンバッ教育博物館」入口前には、建物が1938年完工の「三省初等学校」旧校舎であるとの経緯が記されています。外観や、館内の階段の雰囲気は、昭和初期風というか、「日帝」スタイルです。
近現代を中心に、韓国の教育に関する資料を展示しています。殆どの解説文は韓国語のみですが、解説を読めなくても雰囲気を楽しむことができます。
「日帝時代」の展示室には、日本の学校のシンボルとも言える「ランドセル」が展示されています。優秀な成績で卒業した児童の証書(日本語)など見ると「この子は、その後どういう人生を歩んだのだろうか」と考えてしまったりします。
小学校の教室を再現した部屋は、よく見ると色々な時代の机&イスが置かれています。古いものほどサイズが小さく、これは何年生くらいの児童が使ったのだろう?と不思議に思われます。
館内や屋外に「ハングルスタンプ&制服試着体験」「実際に弾ける古いオルガン」「民族遊び道具」などもあり、入場無料なので、平日にも(夏休み中なので)親子連れで意外に盛況でした。
なお、1階受付には複数言語のパンフレットが置かれており、日本語版もありました。「こんな所まで日本人が来るのか?」と思ったら、展示室から日本語の女性の話し声が聞こえてきて「来るんだ…
」と少し驚いた次第です。