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本日、清渓山のイス峰まで、紅葉狩りを兼ねてハイキング(←かなりきつい)に行った帰りに清渓寺に寄ってみました。周囲の紅葉が実にきれいでした。
寺はこじんまりしていますが、この寺、話題性があります。
2000年10月。清渓寺の極楽宝殿に奉安されている観音菩薩像の左の眉毛周辺に、3000年に一度しか咲かないと言われる伝説の花、「優曇華(うどんげ)」の花が咲いたそうです。
寺の入口にも、「우담바라 핀 청계사(優曇華が咲いた清渓寺)」と彫られた大きな石が、どうだと言わんばかりにでんと構えています。
伝説の花が咲いたとはすごいと言うか、何と言うか。にわかに信じがたいという人もいるでしょう。
しかし、寺のホームページには写真が載っています。1枚の写真というのは、100の言葉よりも説得力を持ちますからね。
観音菩薩像の該当部分をじっくり観察しようと思ったら、極楽宝殿が工事中で中を見ることができず。幾ら伝説の花とは言え、15年も咲き続けるわけがないから、見たとしても同じでしょうけど。
すごいと言えばもう一つ、極楽宝殿のそばにある臥仏像です。よく見かけるのは座像とか立像ですが、この仏像は寝そべっています。しかも巨大。
驚くことにこの臥仏像、砂利というか大小の石を集めて作られたものです。
その臥仏像の前で何人かの女性が祈願していましたが、その中に東南アジア出身と思われる女性が一人、手を合わせて静かに祈っていました。
遠く離れた祖国にいる家族のことを祈っているのかな。そう思うと、この女性の望郷の思いが伝わってくるようで、ふと厳粛な気持ちにさせられました。
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