益山弥勒寺（益山彌勒寺址）
https://www.heritage.go.kr/heri/cul/culSelectDetail.do?pageNo=1_1_2_0&ccbaCpno=1333501500000
google より

９７ Giyang-ri, Geumma-myeon, Iksan-si, Jeollabuk-do, 韓国

全北益山市金馬面基陽里32-2 （韓国 国家遺産の検索より)

◆訪問日時：2014年8月10日（日）11:20頃

◆感想

○三塔三金堂はそれはすばらしく、豪華であったろう。
　百済最大というより、朝鮮半島で最大最高クラスの寺院ではなかったか。

○東西の石塔の間にあったという木塔をぜひ見てみたかった。

○復元された石塔東塔は九層であり高いが、あまり重厚さは感じない。

○2009年1月に石塔西塔から発見された舎利奉安記の調査が待たれる。
　これまで信じられてきた創建の説話とその内容が異なる。（下記○創建参照）
　舎利奉安記が事実で三国遺事ではそれをありがたいお話にしたかも。

○2009年1月に弥勒寺西塔解体修理の際に発見された舎利壷は
　外壷、内壷ともその精緻な装飾がまぶしく、すばらしい。

◆弥勒寺について

○創建
　＜三国遺事＞

　　弥勒寺の近くにある五金山（オグムサン；現在、益山土城と益山双陵がある場所）
　　に山芋を掘りつつ母と生活する芋童（ソドン）は、新羅の善花と結婚し王となる。
　　百済30代王武王である。王になった後、善花王妃と現在の弥勒山（弥勒寺の北方に位置）
　　にある師子寺（サジャサ）の知命法師を訪ねる途中、池の中から弥勒三尊を発見した。
　　これに驚嘆した善花王妃は、武王に弥勒三尊の為の寺を建てる事を願いでた。　　　　

　＜2009年1月に弥勒寺西塔解体修理時に発見された舎利奉安記に書かれていた事＞
　
　　百済朝廷の最高位職である佐平の沙宅積德の娘であった武王の王妃が
　　私財を投げ打ち伽藍を建立し639年この塔に舎利を奉安。

○広さ　東西260m、南北640m

◆弥勒寺址遺跡展示館

○弥勒寺址敷地内にあり、弥勒寺址で発見された遺物を展時。舎利壷も展時。
　展示館で所蔵する遺物は19,363点余り。

○個々の展時物には日本語表記なし。解説を通訳の方はいるらしい。
　（日本語パンフレットより）

○観覧時間　900　休館日は1月1日と毎週月曜日　

○ホームページ　http://www.mireuksaji.org/jp/
　　　　　　　　交通案内も記載