![](/12rsc/img/jp_UC_icon04-1.png)
ピックアップ!お店紹介口コミ by ae92toms(トム)さん
◆訪問日時:2014年8月10日(日)10:30頃
◆入場無料
◆感想
○五層石塔が大変すばらしい。
広い敷地にポツンとこの石塔がある事が、栄枯盛衰と共にこの五層石塔のすごさ、荘厳さを感じる。
○長さ約490m、幅約240mの敷地は現在調査及び復元中だが、建物はこの五層石塔しかない。
後は焼けたり崩壊してしまったのだろう。
○五層石塔は、泗沘(現扶余)の定林寺址五層石塔(8.33m)とほぼ同等の大きさ。
(8.5m、むしろ大きい)
○この王宮里遺跡は、百済30代王の武王が遷都又は別宮もしくは未完の都という説。
○百済は漢城(現ソウル)→熊津(現公州)→泗沘(現扶余)と3つの都を経てきた
というのが定説だが、この王宮里遺跡から6km程北に行った所には韓国最大の石塔
である弥勒寺石塔もある。
これら周辺には益山双陵や帝釈寺址など遺跡が多い。
3つの都と同等の位置づけの都(=第4の都)があったのでは、と感じる。
○この遺跡地の建物址には百済時代、統一新羅時代、高麗時代の物が混在するという。
という事は最初は百済時代に建てられたという事。
百済が滅んだ後も何かしらの施設として利用したのだろう。
五層石塔は百済末期建立、統一新羅建立、高麗建立いずれの説もあり、
これもまだ確定していない。