境内に青森県金城の雲祥寺の僧侶による日韓文の「懺悔文」碑が「少女像」の後ろに立っています。
この群山という地域は日韓史と関連深いことをアピールすることで、国内の訪問者を増やした所で、ここはその訪問スポットの一つです。
雲祥寺というのは太宰治の小説「思ひ出」に出てくる子守に連れていってもらった家の近くのお寺で、「後生車」という輪がついた仏具のあるところです。
太平洋戦争戦死者の慰霊を熱心にしている寺で、そこへ行くと「東国寺を支援する会」という看板が山門に掛っていました。

◆訪問日時　2014年8月13日（水）13:00頃

◆入場料　なし

◆感想

（番号は写真の番号に対応）

①「大雄殿」という扁額がなければ日本のお寺とほとんど同じ。
　木の部分がこげ茶色で何か違うなと感じる程度。

②鐘楼は日本のお寺と言われても見分けがつかない。

③社務所のような建屋。これもほぼ日本式。
　瓦がちょっと見た事ないかなという程度。

④破風も日本のお寺と同じ感じ。

⑤入るときに韓国の寺と認識。

◆情報

○1913年、日本人の僧であった内田仏師によって錦江寺という名前で創建。
　終戦後は米軍に没収された後、1947年に払い下げを受け東国寺（トングクサ）と改称、
　1970年には韓国の曹渓宗の寺になり現在に至る。