北漢山国立公園

プカンサンクンニプコンウォン / 북한산국립공원
5.0
(3件)
ソウル特別市 城北区 輔国門路 262 , ※北漢山国立公園事務所 基準
日の出前~日没前 ※コースごとに異なる
なし ※気象状況よる入山規制あり
*登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

週末登山の人気スポット、ソウル都心の北漢山

ソウル市の北部にそびえる雄大な山が「北漢山(プッカンサン)」です。頂上は標高836メートルの「白雲台(ペグンデ)」で、すぐ隣にある大きな一枚岩の「仁寿峰(インスボン)」も特徴的。北漢山と、その北に聳える「道峰山(トボンサン)」一帯が「北漢山国立公園」に指定されています。花崗岩の岩山登山は、日本の一般的な低山とは異なりますが、山の上からソウル市内を見下ろせば、思わず言葉を失ってしまうことでしょう。登山コースは地域ごとに複数あり、週末ごとに登山客で賑わい、特に秋の紅葉シーズンが人気。稜線を歩いたり、朝鮮時代に完成した山の中の城壁「北漢山城(プッカンサンソン)」沿いを踏破したりと、在住者の週末レジャーに人気です。

※動画提供:国家遺産振興院「国家遺産チャンネル(K-HERITAGE CHANNEL)」

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白雲台 登頂コース
基点:北漢山牛耳(プッカンサンウイ)駅
北漢山牛耳(プッカンサンウイ)駅 2番出口
北漢山牛耳(プッカンサンウイ)駅 2番出口
牛耳(ウイ)-新設(シンソル)軽電鉄」という2両編成の地下鉄を利用すれば、北漢山の頂上へとアクセスできます。下車する駅は終点の「北漢山牛耳(プッカンサンウイ)駅」です。

2番出口を出て交差点で左折すると、一帯には「牛耳洞(ウイドン)登山村」が広がっています。登山前の利用に便利なアウトドアブランドショップや、登山後のお食事に良い食堂・居酒屋・カフェがたくさん集まっています。
登山道入口:白雲台(ペグンデ)探訪支援センター
「牛耳洞登山村」のメインストリートをひたすら西へと進み、渓谷沿いの道を更に進んでいくと「白雲台(ペグンデ)探訪支援センター」や、お寺「道詵寺(トソンサ)」の入口で道路が終わり、登山道に入ります。お手洗いがあります。

国立公園内の標識は韓国語・英語・日本語・中国語(簡体字)の4か国語表示になっています。目的地をはっきり把握していれば、標識の案内に従って登山できます。
登山道のメインストリートを直進
登山道のメインストリートを直進
(左から)万景台(マンギョンデ)、白雲台(ペグンデ)、仁寿峰(インスボン)
(左から)万景台(マンギョンデ)、白雲台(ペグンデ)、仁寿峰(インスボン)
登山開始
頂上手前の岩場
頂上手前の岩場
「白雲台(ペグンデ)探訪支援センター」から登山道に入ると、ひたすら石階段を登っていきます。「ハル峠(ハルジェ)」という分岐で右折すると「霊峰(ヨンボン)」と呼ばれる峰へ登れますが、「白雲台(ペグンデ)」へは直進します。

ロッククライミングで登る「仁寿峰(インスボン)」を正面に見ながら、さらに登っていくと、かつての山小屋「白雲山荘(ペグンサンジャン)」に到着。現在はかつて山小屋だったことを紹介する展示館になっています。

ここからもう少し上ると「北漢山城(プッカンサンソン)」の門の一つ「衛門(ウィムン)」に到着。門の手前で右折し、階段を登り、手すりにつかまりながら岩場を登っていくと頂上・白雲台に到着します。
頂上からの景色
頂上からの景色
頂上からの景色
頂上からの景色
下山ルートは複数ありますが、下山後、地下鉄に乗ってホテルや自宅に戻る場合は、来た道を引き返し「北漢山牛耳駅」を目指し、駅周辺の登山村でマッコリチヂミチゲなど召し上がってみてはいかがですか?
「ソウル都心登山観光センター」で登山靴をレンタル!
ソウルで登山をしてみたい外国人観光客向けに、日本語・英語・中国語ガイドが常駐している登山特化型の観光案内センターがあります。「ソウル観光財団」が運営している施設で、手ぶらで訪問しても登山靴やジャケットなどが有料で借りられるので、装備面での心配は入りません。

地下鉄駅と登山口のちょうど中間あたりにあってアクセスも抜群です。
北漢山登山のポイント
【その1】できるだけ朝早くスタート
頂上には国旗と頂上石碑が
頂上には国旗と頂上石碑が
週末12時頃になると頂上はたいへん混み合い、記念写真撮影のための長蛇の列ができるので、頂上で登頂記念の写真を待たずに撮りたい場合は「北漢山牛耳駅」を朝7時~8時頃に出発すると頂上は比較的空いています。

「北漢山牛耳駅」から「白雲台」までは3.5㎞~4㎞程度で、約800メートルの上り。2~3時間程度で登頂する登山客がほとんどです。

なお、登山客とすれ違う際は「アンニョンハセヨ」と挨拶を交わすと良いでしょう。
【その2】硬めのソールの登山靴で
頂上付近は花崗岩のツルツルの岩肌になっているため、とても滑りやすくスニーカーは危険です。また、石階段が長く続くので、足裏を傷めないよう、ソールは硬めの登山靴だと安心です。トレイルランニングシューズでも登頂できますが、グリップ力のあるシューズの方が安全です。
【その3】補給食をもってスタート
登山道に入ると、売店や湧き水・お手洗いはありません。登山村のコンビニエンスストアなどで飲み物・食べ物を十分に用意してから出発しましょう。なお、韓国の国立公園内でゴミを捨てる行為(お手洗いのゴミ箱も含む)は禁止されており、摘発時は罰金の対象となります。事前にゴミ袋を用意し自宅まで持ち帰りましょう。

【国立公園内その他の主な禁止事項】

・山火事防止のため禁煙です。
・火器の使用が禁止されていいるため、ガスバーナーを使用した調理はできません。
・ビールや焼酎、マッコリなどのアルコール類を飲むことは禁止されています。
・夜間入山制限があり、夕陽・夜景撮影やテント泊はできません。
・大雨、台風など気象条件が悪化した場合は、入山できません。
など
その他のルート
香炉峰(ヒャンノボン)から
香炉峰(ヒャンノボン)から
広大な北漢山は登山ルートもたくさんあります。

南側の「チョットゥリ峰」「香炉峰(ヒャンノボン)」「碑峰(ピボン)」の「碑峰稜線」を行くコース。「北漢山城」を一周するコース、険しい岩稜区間を上り下りする「義湘(ウィサン)稜線」。ソウル側からは見えない「隠れた壁」コースなど様々。

登山経験豊富な方に助けてもらったり、解説してもらったりしながら登山をすれば、より北漢山の魅力に触れることができるでしょう。

お店データ

店名 北漢山国立公園
電話番号 02-909-0497(北漢山国立公園事務所)
営業時間 日の出前~日没前 ※コースごとに異なる
休業日 なし ※気象状況よる入山規制あり
日本語 不可
その他外国語 不可
支払方法 無料
Eメール なし
関連サイト www.knps.or.kr
  • 無料
  • 散策
  • 夜景・ムード
  • 文化財
  • 世界遺産
  • ファミリー

お店データは日々最新の情報を保つべく調査・更新しておりますが、お客様の訪問時に変更している場合があります。「営業時間が異なる」「閉店していた」等の変更がありましたら、「口コミ」より編集・閉店申告にご協力ください。

地図・アクセス

ソウル特別市 城北区 輔国門路 262 , ※北漢山国立公園事務所 基準
(서울특별시 성북구 보국문로 262 , ※북한산국립공원사무소 기준)
[地番住所]
ソウル特別市 城北区 貞陵洞 山1-1, ※北漢山国立公園事務所 基準
(서울특별시 성북구 정릉동 산1-1, ※북한산국립공원사무소 기준)
牛耳新設線 北漢山牛耳駅
2番出口 一帯
※白雲台登頂を基準、登山道ごとに異なる
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ユーザー口コミ

5.0
(3件)
우이동牛耳洞-백운대
jshucbさん
登山の季節がやってきたので
山登りを再開しようと思いましたが

まだ山は残雪でした

下界とはほど遠いです
靴下もびしょびしょに濡れてしまったので途中下山しました

4月頃に再開したいと思います

登頂もしていないのに
麓で一杯しました

この為に登っていると言っても、、、過言ではありません
とても人気のある美しい山でした
ひろKさん
 10月20日(土)に単独で登ってきました。北漢山は広い山で様々なルートがあるのですが、初めてということもあり、西側の北漢山城入口(북한산성입구)登山口から登り、最高峰の白雲台(백운대・836m)を経て、東側の牛耳洞(우이동)登山口に降りるという、東西のメジャーな登山口を最短距離で結ぶルートにしました。

 北漢山城入口へは、地下鉄3号線旧把撥駅から704番または34番のバスに乗り、北漢山城入口の停留所で降ります。バスの乗車時間は20分ぐらいです。私が行った時は、紅葉が始まったシーズンの土曜日であったことから、旧把撥駅のバス停に100mぐらいの行列が出来ており、改めて韓国の登山人気を実感しました。結局私がバスに乗るまで30分ぐらい待ちました。登山客狙いのタクシーもたくさん待っていますので、複数で登山する場合にはタクシーで移動したほうがいいかもしれません。

 北漢山城入口の登山口には、大きな駐車場、屋台、飲食店、30軒ぐらいはあるアウトドアショップなどがあり、登山好きには堪らない雰囲気だと思います。私は登り始めるまで1時間ぐらい登山口でウロウロ歩いていました。

 登山道はよく整備されている、というかむしろ整備し過ぎな感じを受けました。標識は韓国語、英語のみですが、頂上の白雲台までの分岐は、3、4か所ぐらいしかないので「백운대」と書かれてあるほうに進めば迷うことはありません。

 白雲台への分岐点である衛門(위문)までは2時間ぐらいの歩行時間です。衛門から頂上の白雲台までは300mぐらいなのですが、私が登った日は、ずっと行列が続いており、30分ぐらいかかりました。衛門から白雲台までは完全に岩山で、ワイヤーを頼りに登らなければならない個所もあります。高度感もかなりあります。

 頂上はかなり狭く、太極旗が立っています。頂上は太極旗と一緒に写真を撮ろうとする人で混雑しているので、好みのレイアウトで写真を撮ろうとすると時間がかかると思います。

 頂上直下の広い一枚岩の上でキンパッを食べながら休憩しました。多くの人がここで休憩していましたが、ここには柵がありません。ここからは、北漢山東側のソウル市内の様子、更に東側に広がる山などの景色を見ることができます。

 衛門に戻り、東側に下山していきます。衛門に「北漢山警察山岳救助隊(북한산경찰산악구조대)」へ降りる標識があるので、そこを目指して下山していきます。下山を始めてすぐに白雲山荘という山小屋があり、簡単な食事も売っています。

 約1時間歩くと、車が入れる舗装道路に着き、お寺、売店などがありますが、バス停までは、この舗装道路をさらに30分ぐらい歩く必要があります。この道路の傾斜が結構急で、疲れた脚には堪えます。

 バス停が近付くと北漢山城入口の登山口と同様、アウトドアショップ、飲食店が現れ、賑やかな雰囲気になります。牛耳洞のバス停から120番のバスに乗って、地下鉄4号線水踰駅(수유역)に向かいます。バスの乗車時間は20分ぐらいです。

 私は簡単な意思疎通ぐらいしか韓国語ができないので単独登山の不安はありましたが、韓国人の登山者に「写真撮って」と頼まれたり、逆に撮ってもらったりしながら楽しく登山できました。もちろん、アクシデントが起きた時の対応など不安は残りますが、北漢山自体は、頂上直下以外の場所は特に危険な個所もありませんでした。

 是非、多くの人に北漢山の登山を体験してほしいと思います。
山ガール必見 おすすめハイク
まるっとさん
ソウル市内からバスで約40分、
北漢山ハイキングで新しい韓国の魅力発見です。
地元の老若男女がそれぞれのペースで山登りを楽しんでいる中に混じって気持ちいい汗を流しながら絶景を満喫。
ガイドの柳ソンセンニンの温かい人柄のにじみ出ているトークと道中でさりげなく用意してくださる秘密の御褒美に励まされ、険しい山道も楽しく歩けます。

日本の山ガールにぜひお勧め
下山後のチヂミとメッチュはサイコー

是非挑戦してみてください。

ただし、ハイキング未経験者にはちょっときびしいかも・・・

これを機に韓国のいろんな山を挑戦してみようとおもいました。

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