2017年05月27日(土) ~ 2017年06月03日(土) |
|
ユネスコ世界遺産指定の伝統祭り、江原道で開催 |
江原道(カンウォンド)・江陵(カンヌン)市では、5月27日(土)~6月3日(土)まで韓国最大規模の伝統祭り「江陵端午祭」が開催されます。
端午(タノ、陰暦の5月5日)はソルラルや秋夕(チュソク)と並ぶ韓国の名節(ミョンジョル)のひとつ。毎年この時期には、韓国各地で悪鬼や災厄を追い払う意味を込めて、様々な風習が行われています。
中でも、韓国の代表的な伝統信仰を精神的背景として発展してきた「江陵端午祭」は、その独創性と芸術性が認められ、2005年にユネスコの世界無形文化遺産に指定されました。期間中には毎年、韓国内外から約100万人の観光客が訪れます。
お祭りのハイライトは、パレード形式で神々の位牌をお祭り会場の祭壇に移したあと、無病息災を願ってお供えの餅や酒を分けあって食べる「迎神行列」や、江陵を代表するムーダンが人々の健康と幸福を祈り、楽器演奏や踊りなどのパフォーマンスを交えて神々を迎える「クッ」などの儀式。
また、期間中は神酒造りやシルム(韓国相撲)大会などの体験イベントに加え、国家無形文化財タルチュム6種目や、官奴(クァンノ)仮面劇、アリランや国楽(クガッ)、伝統舞踊の公演など多彩なプログラムが予定されています。
※写真はイメージです。 |