白スープの青唐辛子味、こだわりジャージャーなど、韓国の即席麺業界には不定期的に「流行テイスト」が出てきます。
最近は「部隊チゲ味」ですが、昨日ホームプラスに行ったら、そのブテチゲ麺の隣りに「タンタン麺」が置かれていました。パッケージ写真のシェフ氏は、以前にパルド社のジャージャー麺やチャンポンで見たのと同一人物です。
4+1の5袋入りで、5390ウォン。2パック購入で10%オフとの事ですが、ハズレの可能性を危惧して1パックだけ買ってみました。
添付の小袋は乾燥具材、ペースト状のタレ、ラー油の3つです。鍋に麺と乾燥具材を投入したところで、具材の主役が「5ミリ大に切った赤唐辛子」だと気付きました。赤い系・辛い系が苦手なもので、動揺して可能な限り水面から除去し、調理を続けます。
日本で「タンタン麺」というと、ゴマ味やコクが重視される印象ですが、どうもペーストも「辛さ」が先立つ風味です(ラー油は、まあ、ゴマの香りはしますが)。
オットゥギ社の「鶏絲麺(ギスミョン)」も不必要に(というのは私の個人的印象です
)辛かったですが、韓国ではそれなりに売れていました。「ナガサッキチャンポン・カニ味」の不発から、タンタン麺も「辛くないと売れない」という結論に達したのかもしれません。
こだわり系ジャージャー麺や部隊チゲは複数のメーカーが色々出していますが、タンタン麺は後発が続くでしょうか?総合的な味は、韓国の即席麺としては不味くないので、インスタントラーメン好きな方は一度お試しを…。