ソウル西部の「麻浦農水産物市場」内、正確には、市場内の大型スーパー「ダノンマート」の入口部分に「ミルジョンベーカリー」というパン屋があります。以前は確か「ダノンベーカリー」という名前でしたが、ほぼ同じ品揃えで今の店名になりました。
大量の揚げパン、「落葉ピザ」と呼ばれるタイプのソーセージ入り調理パン、妙に重厚な外観のケーキ、栗まんじゅう、全州風チョコパイ、十字模様の入った薄い円形パン「コヨタ」など、品揃えはレトロ系中心です。
さて、ここで気になる商品に遭遇しました。サラダパン(2500ウォン)です。質素な見かけのわりに高額なことはさておき、具材は生野菜で、パンが「揚げパン」です。揚げパンは温かい状態で食べたほうが美味しそうですが、具材は加熱せず食べるべき内容です。
悩んだ挙句、コロッケパン2個と共に、とりあえず1個(売場に1個しか無かったので)購入。半分に切って、半分だけをレンジ加熱して食べてみました。
加熱した方は、トマトもレタスもベチャベチャ状態のトホホな姿に
どうやら「加熱せず食べる」が正解だったようです。
わざわざ買いに行くというより、市場での買い物前後のおやつ(すぐ近くに、飲食用の座席スペースがあります)などに良い立地です。