ロッテ百貨店本店の地下食品フロアは、ソウル屈指の「デパ地下」です。ところが、このフロアには「すぐ近くのS百貨店と比べると、明らかに弱いような・・・」という分野があります。それは「パン」です。
フロアには、パン売場が3ヶ所ほどあります。うち1店は揚げパンやコロッケパンがメインです。もう1店はケースにパンを並べた小さな売場で、もっともパン店らしい店構えなのが「FRANGAST(フランガスト)」です。
「フランガスト」は、発酵種などにもコダワりのある店のようです。が、一度小型パンを数個買って「美味しいパン店や、外国人(日本人含む)職人のいるパン店が増えたソウルの、有名百貨店のデパ地下に入っているにしては、どうも何というか」という印象を受けました。
今回、菓子パン系ではなく、「素材系」のライ麦パンと、大きなバゲットを購入。
ライ麦パンは、まあ普通だったのですが、「えっ」と驚いたのはバゲットです。 白っぽい色と、表面の質感から「あまりバゲットっぽくないような?」と思ったのですが、バゲット用でない普通の白パン用の小麦粉を使っているのではという味と食感なのです
レジの店員さんの対応は良く、非常に不味いわけではなく、値段も手頃めではあります(今回の購入額は計6500ウォン)。また、まだ手を出していない「食パン」が名作という可能性もあります。「天然発酵種食パン(確か5000ウォンぐらい)」に再々トライしてみるか、悩むところです。