ホドゥカキ工房 古誾斎

仁寺洞マルにあったクルミ割り器店「ホドゥカキ古誾斎（コウンジェ）」、いつの間にか無くなったと思ったら、館内の別の場所に同じような売場が復活していました。以前は韓菓店だった、1階右奥です。

以前より広くなった印象で、キッチン用のオシャレまな板なども売っているようでした。そして、クルミ割り器はスゴく大量に製造しているのか、近くのサムジキルの石鹸店「古誾斎」にも大量に並べられていました。

仁寺洞の新名所だという「仁寺洞マル」に、先週ちょっと寄ってみました。

１階に「古誾斎」という漢字名の店があります。コウンジェといえば、すぐ近くのビル「サムジキル」の有名石鹸店です。こんな近くに２号店を？と思ったのですが、どうも石鹸を売る店ではないようです。「재미있는 호두까기 공방」とか「おもしろいクルミ割り器工房」とかあるので、クルミ割り器具の専門店と思われます。

店内の「クルミ割り器」を見ると、これでクルミは割れないのでは？という華奢な商品もあります。店の女性に訊くと「ピスタチオとかギンナンとか、小型のナッツ用です」とのこと。　

袋入りで売っているナッツ数種の中の「ギンナン（5000ウォン）」を購入。市場やスーパーではもっと安い気もしますが、美味しそうな雰囲気に、思わず手を出してしまった感じです。レシートと共に、店の名刺と「10％割引クーポン」をくれました。石鹸を買う時にも使えると良いのですが・・・。

生の状態とのことで、帰宅後に、殻に数ヶ所の軽い焦げめが付く程度にフライパンで炒ってみました（←割り器を買わなかったので、カナヅチで適当に割りました）。黄金色の熱々のギンナン、なかなか美味でした。

「クルミ割り器」の価格ですが、「Ｗ13．0」とか「Ｗ14．0」とかあるのが、１万３千ウォンとか１万４千ウォンとかいう意味とのことで、木製の工芸品としては、驚愕の高値というわけでもなさそうです。押し売る接客の店ではなさそうだったので、仁寺洞にお立ち寄りの際はちょっと覗いてみて下さいね