コーヒープリンス1号店のある、弘大の「タボッキル」でパン店といえば、カロスキル・TOKYOPANYA出身の日本人シェフくんのベーカリーカフェです。が、もう一店、ちょっとパンオタ好みな雰囲気の店があるのに気付きました。
「ROLL & BREAD Riquide」と看板を出した店です。食パン、バゲット、チアバタなど、素材系パン中心の品揃えです。名前に「탕종(タンチョン)」「건포도발효종(コンポドパルヒョチョン)」と付いた商品が複数あるのを見るに、日本でいう「湯種」や「レーズン酵母」パンの店でしょうか。
3000ウォンの「湯種(だと思う)食パン
」と、ブラウニー(2500ウォン)を購入。ブラウニーは、外観の印象より水分が少なくポソポソした印象ですが、食パンはフカフカながらもややモッチリ感があり、結構美味でした。
いつの間にオープンしていたのだろうと思い、店員氏に訊いてみると、「ことしの4月・・・○○と同時期ですね」との答え。○○とは、上述の日本人シェフくんの店です。ライバル意識満々です
店主が「オーナーシェフ・キムウジュン」と名乗っている事からも、コダワリの店と見受けられます。弘大付近では、複数のパン店の袋を提げた「はしご買い」客の姿(女性が多い)を目にしますが、この「リキッド」にもそれらしき客が来ていました。ソウル有数のパン激戦地で勝ち残っていけるのか、興味深いところです。