ソウル西部では弘大入口・上水・合井の3駅周辺に多く、望遠駅まで来ると急減する「こだわりのパン店」。
わが家の最寄り駅「麻浦区庁」まで来ると、もうチェーン店ばかりで・・・と思いつつ、5番出口付近を歩いていたら「빵집(パンチッ)」という看板に遭遇。「パン屋」です。他に店名らしき記載がないので、この「빵집」が店名と思われます。
中を窺ってみました。パンの量は、さほど多くありません。職人1人が1日で制作可能な数量という感じです。シンプルというか、作業場風な店内では、長身の中年氏がパンを並べています。菜食者用パンもあるとの案内に、ちょっと「こだわりの名店」の予感がします。
中年氏の「試食してみて下さいね」との声に、ビニール袋に入ったバゲット状のパンを食べてみました。イチジクが贅沢に入っています。美味です。
「よし、これを買おう」と、「ムファグァ(無花果)」で始まる名前のバゲットを見ると、4800ウォンとあります。大きめとはいえ、わたし的には高額です
でも、思い切って購入。さらに、タマネギとチーズが入ったパン(4000ウォン)も購入。
バゲットは香ばしく、タマネギ&チーズのパンはむっちりと高密度で、バターもジャムもつけない状態でどんどん食べてしまいそうな美味でした。次回は「黒米食パン」など試してみたいものです。←なお、パンが多く出揃う時間は午後1時ごろとのこと。
周囲に特に名所などはない地域ですが、ワールドカップ競技場や「麻浦農水産物市場」から徒歩圏で、先日の「コネスト みんなのお店大賞」に登場した「一等食堂」もすぐ近くにあり、他にも渋い飲食店が散見される町並みですので、時間のある時に一度お立ち寄りを