仁寺洞サムジキルのほぼ向かい、「o’sulloc tea house」の隣りに、「茶菴」と緑色の看板を出した店があります。この地区に多い「陶器・茶器&茶葉の店」のようです。
店の前には湯呑みや箸置きが並んでいますが、ここは非常に人通りの多い仁寺洞のメインストリートです。番をしている人もいないのに、無くなったりしないのか・・・と、ひと事ながら心配になりますが、店主らしき中年(いや、初老?)男性が特に心配している様子はありません。
店内には茶碗や茶器のほか、雀舌茶、蓮茶などの茶葉も売られています。
店の前にあった箸置き(1個1500ウォン)を買おうかと思い、店の奥にいた店主(たぶん)に「外にある、亀の箸置きは韓国製ですか」と訊いてみると「・・・はい」と一言。無口です。そういえば、超・観光地なのに、高級系な茶碗棚の「さわらないで下さい(英語)」以外は外国語の名札なども見当たりません。
「同じ箸置きでも、裏に漢字で号(?)が入っているものと無いものがあるのは何故か」を訊いたら何かしゃべるかもと思いましたが、とりあえず、全部「号入り」を選んで4匹購入。この形状で、韓国の箸&スプーンが置けるのか?という懸念は、まあ、ないことにしておきます
特に「いらっしゃいませ」も無かったものの(『ありがとうございました』は有り)、寄ってきたり何かを薦めてくることもない店主、無口ですが「無愛想」とか「険悪」ではないので、静かに商品(一部を除くと、自宅で普通に使う感じのもの)を見られます。ぴったり付いてくる店員や接客トークに遭うと落ち着かない・・・という方にもオススメかもしれません。