サムジキルの(南大門にも店があるようですが)二男説韓菓、何度も前を通ったことはあるのですが、試食も購入もしたことがありません。
トンパン、つまり「うんこパン」を出している店だからです。
修学旅行生とかが買う「イロモノ土産」だろう・・・と、味には全く期待していませんでした。
が、大阪の有名店がこの店の菓子を扱い始めたとの投稿を見て、心を入れ替えて今日、立ち止まってみました。
※男らしい店名ですが、「マシイッソヨ~」と宣伝しているのは女性でした。
怪しいことに、商品に値札が付いていません。「超・観光地なので高いだろう」「外国人だと値段が違うとか」と疑いつつ、店員女史に「薬菓」の値段を訊いてみたら「8個5000ウォン」だとの答え。「二男説韓菓」ホームページの掲載価格と同じなので、「ジャパン?」という質問への答えによって値段を上げたりはしないようです。
でも、相手は「うんこパン」の店です。8個も買ってハズレ味だったらヒサン
です。
「8個セットしか買えないのですか」と訊くと、「1個だと1000ウォンです」との答え。
「では、1個買って、おいしかったら8個のを・・・」という、失礼(というか、セコい)な客にも、笑顔で「おいしいですよ」と薬菓1個を差し出す店員女史。プロです。
即刻開けて食べてみました。ネチョっとしているのでは・・・という外観でしたが、かすかなサックリ感と上品めな甘みで、予想外の美味です。
思わず8個入りも購入。店員女史は、なぜかおまけにバラ売り薬菓をもう1個、袋に入れてくれました。
ちなみに、試食に出ていた「おこし」風のカンジョンも、カチカチとかネトネトとか甘甘ではなく、素材のナッツの味と香ばしさが感じられ、意外にさくっとした食感で、こちらも良い感じでした。
サムジキルにお立ち寄りの皆さま、「うんこパンだし
」と素通りせず、カンジョンの試食、トライしてみて下さいね