こちらのお店でお菓子を注文~受け取りまでの経緯はすでに投稿させていただき
ましたが、その後の、肝心のお菓子たちについてご紹介します♪
今回注文したのは、薬菓とサルカンジョン(お米のおこしのようなもの)だったの
ですが、メールでやり取りをしている段階で、
・冷凍保存が望ましい
・冷凍が無理なら、ホテルの冷蔵庫に入れて置いて、帰国後早めに冷凍庫へ
というお話を伺っていたので、大き目の保冷剤&保冷バッグを持参して行きました。
ホテルに到着後、冷蔵庫の上の部分の冷凍スペースに保冷剤を入れておき、
受け取った後のお菓子は冷蔵庫へ。
冷蔵状態での賞味期限は、薬菓は製造から3か月、サルカンジョンは製造から
6か月のようです。
前置きが長くなりましたが、肝心のお菓子たちについて。
まずは薬菓(正式な名前は“開城(ケソン)薬菓”と言います)。
1つが3㎝×3㎝ほどの、一口~二口サイズで、花型に細工された棗が乗って
います。
小さいものから4個入り(3,000ウォン)、10個入り(7,000ウォン)とあり、さらに
進物用の箱入りで36個入り(お値段不明)などもあるようです。
冷凍していた場合は、食べる前に冷凍庫から出して、5分後くらいには食べ頃に
なると伺っていたので、そのようにしました。
手に取ってみると、小さいながらも、ずっしりと重さがあり、期待が膨らみます♪
噛んでみると、シロップがジュワッと染み出て、生地の香ばしい味が口に広がり
ます。
これまで食べた薬菓のイメージは、“ちょっと油っぽくて、時によっては胸焼けする”
という感じだったのですが、こちらの薬菓は、油っぽさをほとんど感じませんでした。
シロップの甘さも優しくて、はじめは1個だけのつもりでしたが、2個食べてしまい
ました(笑)
そして、もうひとつのサルカンジョン(正式な商品名は五色サルカンジョン)。
私が購入したのは、ビニールの袋に入ったタイプで、1袋に16個入っています
(お値段は8,000ウォン)。
ひとつがだいたい、2.5cm×6センチくらいの大きさです。
他に、小・中・大の箱入りがあるようですが、中身の詳しい数や金額は分かりません。
五色それぞれに、味が異なり、色も、素材から出るそのものの色なんだそうです。
・ 緑 … 海苔
・ ピンク … 五味子
・ 黄色 … 柚子
・ 薄茶色 … 棗と高麗人参
・ 白 … 蕪の種
を使っていて、蕪の種(黒い小さな粒粒)に関しては、そのもののお味は分からな
かったのですが
、他の4色は、それぞれ、噛みしめるごとに、素材の味が
じんわりと染み出てくるようで、とても美味しかったです。
中でも一番おいしかったのは、棗&高麗人参。
こちらだけは、白米ではなく玄米を使っているということもあり、他の4色と比べても
香ばしさがダントツでした~。
こちらのお店の作り方は分かりませんが、一般的な作り方だと、
お米を洗って蒸す、という工程を何度か繰り返して、その後乾燥させたものを
油で揚げて、シロップに和えて固める
という工程なのですが、何度も蒸したり洗ったり…という丁寧な下準備のおかげか、
油で揚げてあるにもかかわらず、油っぽさは全く感じませんでした
なので、一気に5色をひとつずつ完食しちゃいました(笑)
お土産で渡した友達も、これまで食べたことがある薬菓と違って、美味しかった!!
と、とても喜んでくれて、私も、思い切って注文してみた甲斐がありました~
そして、ソウルに行っても、どこでも購入できるものとは違って、ここでしか買えない、
というのも、大切なお土産にピッタリなのではないかと思います
着色料や添加物など、体に良くないものを一切使っていないというこだわりも
素晴らしいですよね
オモニ手作りの味が、お腹にも心にも優しく、訪韓の度に注文したくなるお菓子と
出会えて、本当に良かったです♪
皆さんも、機会がありましたら、ぜひ、こちらのお菓子に出会って、“良い日”を
過ごして下さいね