パボ様、bian様の口コミを見て行って参りました。
中央の大通りの角のお店なのですぐに見つけることが出来ました。
おばあちゃんの写真を見せるとそれはもう大変な笑顔で迎え入れて
くださいましたよ！
まずはヤクルトを、購入後には温かいテチュ茶まで入れて頂き、
座ってゆっくりしなさいと言ってくださいました。
プゴク、イカの足、サキイカ...どれもホントに美味しかった！
今までは別なお店で購入しておりましたが、おばあちゃんのお人柄だけでなく、お味も最高なので必ずリピートします！

昨年の秋、パボさんのご投稿で知った干物屋さん。
一度プゴクッを作ってみたい為、こちらのお店に干しダラを買いに、中部市場へやってきました。
パボさんのご投稿を印刷した紙を持ってウロウロ…
写真のおばあさんのお顔は見えませんが、ここかなあ…
トンミョン商会の名前が見つかったので、とりあえず入口にいるアジュマに声をかけてみました。

「ブゴクッを作りたいのですが…」と紙を見せると、
「おばあちゃん!インターネットにおばあちゃんの写真が載っているよ!」
声をかけた先には、店の奥でポチッと座っている小さな背中のおばあちゃんが…
私はこの時点で既に心を持って行かれておりましたが、
おばあちゃんがこちらを振り向くと…
それはそれは、優しいお顔のハルモニが、瞳をキラキラさせて、
「アイゴ～!何てこと!」と私を、長い間生き別れになってしまった娘のように両手を挙げて抱きしめ、「寒いからほら中に入りなさい、あったかいもの…コーヒーを入れるからここに座って」と、私の両手を引いて、奥のストーブの近くの椅子に座らせて下さいました。
私は、急激に涙が溢れ、大好きだったおばあちゃんの姿と重なり、
あまりの熱烈歓迎に感動して、相方と共にハルモニが入れて下さった温かいコーヒーを頂きました。
私がすぐに干物を買おうとすると、
「飲んでからにしなさい、さあ寒いから飲みなさい」と笑顔で言って下さいました。

干しダラについて、大きな勘違いがありました。
私は、魚を丸ごと干した日本の新巻鮭のようなイメージを持っておりましたが、おばあちゃんが、試食と出して下さったのは、ふわっふわのほぐされたタラでした。
そのままでもおつまみに良さそうでしたが、500g頂く事にしました。
ところが、その大量さに驚き、他の干物を買うので、300ｇにしてもらいましたが、嫌な顔をせず、すぐに変更して下さいました。

色々な干物を試食させて頂き、美味しい干しイカ、美味しい小さめのチュイポのみりん干し、をそれぞれ500ｇずつ購入。
合計で、32000Wでしたが、追加でチュイポのみりん干しを8000W分購入し、合計で40000W…これは安いです。
すべて空気を抜いて、ラップでぐるぐる巻きにして下さいましたので、かさばりませんし、臭いも出ません。
「またおいで!ありがとう」おばあちゃんは優しい笑顔で見送って下さいました。
最後に写真を一緒に撮って下さり、お店を後にしました。

帰国後、干物は大好評で、どれも美味しく、また購入したいものばかりでした。
パボさん、こんな素敵なお店、ご紹介して下さり、ありがとうございました。
※干物の国内持ち込みについて、事前に検疫所に電話したところ、魚の干物については現在のところ、検疫の対象ではないとの事です。

​帰国日の朝9時過ぎころ、朝ご飯後におっさん四人で
中部市場に干しタラを買いに行ってきました。
自宅で干しタラスープ(プゴクッ)を作るためです。

中部市場のアーケードには同じような乾物屋がズラ～っと並んでいます。
このような場合は店のおばちゃんの人相でお店を決めることにしています(笑)。

歩いていると飛び切りの笑顔で手招きしてくるおばちゃんがいます。
ひととおり市場内を歩きましたが、このおばちゃんのお店に決定。
店先の干しタラもいい色をして柔らかそうです。
四人全員が干しタラを購入すると人数分のヤクルトをいただきました。

最後に写真を撮ってインターネットにアップしてもいいか尋ねると
ＯＫの返事がいただけたので、おばちゃんのお顔も修正なしでＵＰします。
私がこのお店に惹かれた気持ちがわかっていただけると思います(笑)。