ピックアップ!お店紹介口コミ by Yuseong◆さん
「東大門歴史文化公園」駅の7番・8番出口の間には「ロシア通り」「中央アジア村」とよばれるエキゾチックなエリアがあります。「本格度」の高い店になると、看板にローマ字や韓国語の併記がありません。
比較的目立つ「マルンネ路」という通りにあるパン店兼カフェ「Медовик」も「読めない看板の店」です。
「메도빅(メドビク)」というらしいこの店、店内にはピロシキのような揚げパンや、中央アジア風の平たいパンが並んでいます。雰囲気的には美味しそうです。
問題は、商品名の名札もロシア語のみという点です。東部二村洞で、オープン当初は商品に日本語名札しか無かったというパン店を見たことがありますが、現在は韓国語併記です。が、この「メドビク」は最近オープンした店でもなさそうです。
どういう客層の店なのか、と思っていたら、若い日本人女性グループが入ってきました。が、いらっしゃいませ感ゼロの初老女性店員(いちおう韓国語は可)と、ロシア語のみの名札ゆえか、何も買わず出ていきました。次に来たロシア人風の中年女性は、予約品らしいパンを大量に持ち帰っていました。
結局、羊肉入りの平たい揚げパンと、ウズベキスタン風の平たい丸パン(各2500ウォン)を購入。韓国の揚げパンや日本の調理パンとは異なる、異国情緒あふれる味です。
笑顔のサービスは期待できない店ですが、韓国人客も来ていました。味重視派なのか、低温な接客も本場の雰囲気と解釈して喜ぶマゾヒストなのかは不明です。