大田広域市儒城区鳳鳴洞（ボンミョンドン）は、特に目立つデパートや商業施設のない温泉街・学生街です。

その鳳鳴洞でど～んと目立つ建物が、この「ホームプラス儒城店」です。
この地域では異彩を放つ大きさ。何かのスタジアムか？と思って近付くと、スポーツジムやゴルフ練習場を内蔵したマートだと分かります。周囲にこれほど目立つ施設は大学と儒城区庁以外にないため、すぐ前に「ホームプラス儒城店」という市バスの停留所まであります。

売場は1階が婦人服やファストフード店や書店、2階が化粧品・香水や時計、3階が食品・雑貨や男性・子ども服という構造です。

1階の書店は、書籍のネット購入者増加により書店が減りつつあると言われている韓国、特に地方都市ではかなり大きめです。立ち読み・座り読み（座り読み用と思われるイスもあり）する老若男女、韓国語教材を物色する外国人（ただし、初級・中級者用教材がほとんど）などで賑わっています。
複数のファストフード店に隣接していますが、入口に「飲食物持ち込み禁止」と書いてあるのでご注意下さい（イラスト付きの禁止マークが出ていますが）。

2階の化粧品売場（ホームページの『儒城店』案内を見ると、2階は『駐車場』となっていますが）には、ビューティークレジットやミシャなど、結構ひんぱんにセールを行なう店舗が入っています。食料品を買いに3階に行く途中ふと立ち寄り、つい「1＋1セール中！」の化粧品を購入してしまう…という大変キケンな構造です。

３階の食品・雑貨売場は、テジョン市内のコストコやEマートトレーダーズに匹敵するかという広さです。そして、ショッピングカートを押して歩いているといつの間にか大量の買い物をしている…という不思議なフロアです。
このマジックは韓国人にも作用するらしく、地元市民と思われる多くの人々がスゴい量の商品をカートに載せて歩いています。

儒城温泉方面に来られた際は、地元の人たちの買い物ぶりをぜひご覧下さい。旅行で来られた方は「荷物の重量」「スーツケースの容量」「まずソウル（や釜山）に戻らなければ」などの要素から「いつの間にかマジック」にかかる事はないと思われますのでご安心を…。

あ、品揃えは韓国の他の都市にあるホームプラスとほぼ同じです。