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韓国の市場

시장 / シジャン
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路地の隙間まで品物がずらりと並び、アジュンマ(おばさん)・アジョッシ(おじさん)の威勢のいい声が飛びかう在来市場は、韓国らしさを味わうには欠かせないスポットです。一般庶民の日常をのぞきながら、買い物やそぞろ歩きを楽しんでみましょう。
市場を覗いてみよう
・路地型と建物型があり
韓国の市場は、大きく2つのタイプに分けられます。路地型の市場は、道を真ん中にして両側に商店が並ぶ形。青空市場のようなものもあれば、日本の「商店街」のようにアーケードで囲まれた形も一般的です。また大きな建物の中に個人店が集まったものも市場とされており、服飾・雑貨の卸売りに多く見られます。一般の市場とはまた違った雰囲気が味わえます。
パラソルの露店が並ぶ市場も アーケードのある在来市場 建物ひとつが市場になった「東大門総合市場」
・卸売りと小売りが混在

市場の性格は厳密には小売りと卸売りとに分かれます。大規模な市場になるほど卸売りの色が濃くなり、業者の大口買いを対象に同じ商品が山積みにされた姿が見られます。しかし多くの市場は卸売り店と小売り店が混在しており、ひとつの店舗で両方に対応することも少なくありません。卸売りの性格が強い市場は日本語やサービスはさほど期待できませんが、思わぬ品物を安く購入できるかもしれません。

大量仕入れ向けの店舗
・東大門を除き朝から夕方の営業。名節と夏季は連休に

各市場、また店舗によってばらつきがある営業時間ですが、平日9:00~19:00は多くの市場で営業が行なわれている時間帯です。ただし東大門エリアの卸売り市場は多くが夜~翌朝の営業なので注意が必要です。休暇は、旧正月・秋夕(チュソク)が連休となり、夏季も3日~1週間程度の休業があります。そのほか市場によっては日曜定休の場合も。詳しくは休業情報を参考にしてください。

夏季休業中は閑散とした雰囲気
・同じジャンルのお店は近くに集合

韓国の市場の特徴として、特に大規模市場では同じジャンルの店は互いに固まっている点があげられます。路地の場合は韓服通り、野菜通り…など数店舗が連なっている場合が多く、建物内ではフロアや棟ごとに大体の区分がされています。どの店も品揃えや商品の価格は似通っており、気になったお店に入ればOK。時間があれば数軒を比べてみてもよいでしょう。

「南大門市場」の布団通り
代表的な市場をご紹介
韓国語で「ちょっと買い物にいく」という言葉を「市場を見にいく(ジャン ボロ カンダ)」というように、在来市場は昔から人々の日常に欠かせない存在。ソウル市内だけでも大小合わせて300あまりの在来市場があるといわれています。今でも活気が健在の、代表的な市場をご紹介します。
大定番のジャンボ市場
規模、賑わいともに充実、観光コースに必ず入れたい大規模市場です。観光客の訪問が多く、比較的日本語が通じやすいのもポイント。
南大門市場
主な商品:生鮮食品・加工食品・衣料・キッチン雑貨・民芸品・輸入商品
ソウルで最も古い600年の歴史をもつ市場。建物内はもちろん、路地の隙間まで卸売・小売各店舗や飲食店がぎっしり。その数は1万店あまり!
広蔵市場
主な商品:韓服・布地・衣料・生鮮食品・加工食品・民芸品
国内最初の常設市場。反物や韓服で有名で、オーダーメイドも可能。麻薬キムパッなど名物料理がつまった「うまいもん通り」や「古着市場」など見どころが尽きません。
京東市場
主な商品:韓方材料、韓方グッズ、生鮮食品
韓国最大の韓薬剤市場「ソウル薬令市(ヤンニョンシ)」と青果中心の在来市場があり。韓方材料はもちろん灸やカッピング用品店、韓医院まで揃います。近くには「韓医薬博物館」も。
服飾・日用品市場
衣類・日曜雑貨の卸売り専門市場は鍾路(チョンノ)・東大門(トンデムン)エリアに集中。大型の建物まるごと一つが市場となり、フロア内に多くの店がひしめき合い、スーパーやデパートよりもお得に購入できるのが魅力です。
東大門総合市場
主な商品:布地、毛糸、手作り用品、韓服、婚礼用品
手作り好きにはたまらない、各種服飾材料が揃った市場。ビル4棟に4,300ものお店が入っています。布地は長さ単位で購入可能。ファブリック類のオーダー製作もその場で受けつけています。
光熙市場
主な商品:レザー、ムートン
安くて良質なレザー、ムートン商品が揃うことで有名。夕方~深夜の営業です。日本語が通じる店舗が多く、気軽に買い物できます。中高年向けのものを中心に女性・男性服、ファッション雑貨も充実しています。
芳山総合市場
主な商品:インテリア用品、道具、包材
アロマやキャンドルの材料、ラッピング材などを扱うお店が集まった市場。路地型の商店と2つの建物からなり、壁紙や看板などの商店も混在しています。路地の奥までじっくり探せば掘り出し物に出会えるはず。
食品市場
韓国海苔やごま油、干物などお土産調達に便利な食品市場。日本ではなかなか見られない異色食材にも出会え、歩いているだけでも元気になれそう。明るく気さくな商人たちが迎えてくれます。
中部市場
主な商品:生鮮食品、加工食品、韓方材料
乾物や明太子などが有名な食材の宝庫。夜明けから明け方は卸しの業者、夕方は地元の主婦で賑わいます。試食ができるものが多いので、自分の舌で確かめられるのが嬉しい点。
可楽洞農水産物総合卸売市場
主な商品:生鮮食品(農産、水産、畜産)
あらゆる生鮮食品を取り揃えた、韓国最大級の総合卸売市場。野菜・青果・畜産・水産で構成され、全国から運ばれた品物が並びます。卸売が中心ですが、店舗によっては少量買いにも対応。
鷺梁津水産市場
主な商品:魚介類全般
韓国で最初に作られた水産市場。近・遠海で獲れた150種類あまりの海の幸を卸値で購入できます。魚をその場でさばいてもらい、市場併設の食堂で刺身や鍋にして食べられる楽しみもあります。
通仁市場
主な商品:加工食品、生活雑貨
景福宮(キョンボックン)西側に位置、アーケード内に75軒ほどのお店が並ぶこぢんまりとした規模。手作り餅や海苔、ごま油などが売られており、庶民の生活を覗くのにぴったりの穴場市場です。

市場といえば屋台フード!
市場に必ずといっていいほどあるのが、トッポッキやオデン、ホットッを売るおやつ屋台。買い物の途中で小腹が空いときにぴったりです。また南大門市場の野菜ホットッ、広蔵市場うまいもん通りの麻薬キムパッやピンデトッ、通仁市場のキルムトッポッキなど、各市場には名物グルメもたくさん。市場の活気とともにぜひ味わってみて。
南大門で話題の野菜ホットッ
市場で買い物をしてみよう
1.値札なし、「オルマエヨ(いくらですか)?」は必須!
商品は値札がついていないことが多いので、値段の確認は必須。観光客の多い市場では日本語が通じる場合もありますが、「オルマエヨ(いくらですか)?」など簡単な旅行会話を覚えたり、メモや電卓を用意しておくとよいでしょう。
2.強引な値引きはNG。コミュニケーションが大切!
市場は値引きができるというイメージですが、小額ではNGな場合が少なくありません。まとめ買いをしたら値引きやおまけをもらえたり、仲よくなったらおまけしてくれるケースも!?強引な値引きより、コミュニケーションを大切にするとよさそうです。
3.支払いは現金が基本
大きな市場でも意外にカード払いに対応していないのが現状。また「南大門市場」「光熙市場」などは日本円が使える場合もありますが、基本はウォンのみです。現金支払いに限り値引き、という場合もあるので、現金をもっていくようにしましょう。
4.返品は不可。商品の確認を
市場では破損や落ち度がある場合を除き、基本的に返品は受けつけません。在庫が大量にある食品などの店の場合、まれに製造年月日が少し古めの商品が混ざっているので、購入した商品は店を出る前に再度確認するとよいでしょう。
ツアーで市場を訪れよう
コネストには市場を訪れるツアーが盛りだくさん。有名どころから地元人だけが知っている穴場市場まで、日本語ガイドが同行するので安心です(一部コース除く)。釜山の「チャガルチ市場」や大邱(テグ)の「薬令市場」など地方商品もチェック!選べる「コネストツアー」をぜひご利用ください。
市場に訪れるツアー一覧はこちら

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