鷺梁津(ノリャンジン)水産市場で有名な地下鉄1・9号線鷺梁津駅一帯は、地域活性化のため今目まぐるしく変化中。予備校街としても知られており、先月18日には、駅と街を繋ぐ古い歩道橋が撤去され、35年振りに見晴らしのよい通りへと生まれ変わりました。
鷺梁津駅の名物と言えば、量も値段もうれしいカップ飯(コッパッ)の露店通りです。長年、地元民や予備校生に愛用されてきましたが、衛生面などが問題視され、昨年から整備を開始。ついに先月工事が完了し、新しい姿がお目見えしました。
ボックス型のテナントがずらりと並ぶきれいなストリートには、30近くの露店が移転。店舗ごとに電気、水道、下水施設が備えられたほか、店主の希望を反映して作られたという看板兼メニュー表が1軒1軒設置され、より利用しやすくなりました。
通りが新しくなってもカップ飯は存続。1つ3,000ウォン(約300円)からという脅威の安さで、今でも人々の心とお腹を満たしています。設けられた休憩スペースでは、ベンチに座ってその場でご飯をほおばる人も。
駅からすぐの鷺梁津水産市場は、新設ビルがほぼ完成。来年初旬には移転が行なわれる予定です。また駅内に新しい乗り換え用通路ができ、10月31日から開通。今まで1・9号線の乗り換え時には1度外に出なければなりませんでしたが、その必要がなくなりました。 どんどん変わる鷺梁津駅周辺。その時にしか見れない光景を、覗きに行ってみては?
|