シュワっとはじける喉越しが気持ち良いコーラやサイダーなどの炭酸飲料。老若男女を問わず人気ですが、来月ソウル市内の公共施設に設置された自動販売機から姿を消すことになりました。
理由は、健康対策。一缶当たり角砂糖20個分の糖分が含まれており、虫歯や肥満、骨粗しょう症などを引き起こす恐れがあるためです。
ソウル市委託の地下鉄1~8号線では健康ドリンクに差し替え。民営の9号線では陳列を半分にカットし、炭酸飲料を取り扱わない自動販売機に「健康自動販売機」のステッカーがつけられます。
地下鉄以外にも市や区など約240の公共機関が参加し、自動販売機でエナジードリンク(写真右)を含む各種炭酸飲料の販売を制限。なお、無味無糖のトレビ(写真左)など炭酸水は対象外になります。
今年初めに飲食店での全面禁煙が施行されるなど、健康を意識した政策が実行に移されている韓国。スーパーやコンビニでは今まで通り購入できるため、どこまで効果を発揮するのか関心が寄せられています。
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