にぎやかな明洞(ミョンドン)に位置するソウル中央郵便局。旅行者も食料品などを小包で送る時によく利用する施設ですが、この中に隠れた観光スポットがあるのをご存知ですか?
実は近頃、地下2階の切手博物館に設置されている小さなポストを目当てに訪れる人が増えているという情報をキャッチ!さっそく、正門横の階段を降りてみましょう。
一見何の変哲もないこのポストが、投函すると半年または1年後に届けられる「ヌリン ウチェトン(ゆっくり届くポスト)」。現代では味わいにくい待つ楽しみと、明日に向けて手紙を書くロマンが人気の理由(切手代・日本まで約600ウォン、葉書等有料、左1年後・右半年後郵送)。
手紙を送りがてら、博物館もぐるり。世界の切手やポストの模型、韓国切手など展示観覧をはじめ、オリジナル切手作りなど珍しい体験ができます。ミュージアムショップには、韓国の伝統的な絵柄や韓流スターの写真切手など記念品も!
「ヌリン ウチェトン」は、ソウルビュースポットの北岳(プガッ)スカイウェイや、釜山(プサン)名所の甘川(カムチョン)文化村などにも好評設置中。未来の自分、家族、友達に宛てて手紙を書けば、きっと特別な旅の想い出になることでしょう。
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