茹でた麺にチュンジャンと呼ばれる黒味噌のソースをかけたジャージャー麺は、即席麺としても親しまれている韓国風中華料理の代表メニュー。近ごろ、インスタントに新入りが増え、新たなブームを引き起こしています。
1984年に発売されたチャパゲティ(農心、900ウォン)は、ジャージャー麺の売上げで約80%の占有率を誇る国民的インスタント。2013年には辛いラーメン・ノグリ(農心、850ウォン)とのコラボレシピ「チャパグリ」も注目を集め、独走状態でした。
しかし今年4月にチャワン(農心、1,500ウォン)が発売されると、たちまち高い人気を得て、チャパゲティの対抗馬出現と話題に。コシのある太麺と甘みのあるソースが好評で、BEASTドゥジュンなど芸能人も虜に。後続商品も発売され新ブームの火付け役になっています。
7月に売り出されたチンチャジャン(オットゥギ、1,300ウォン)も、太麺が持ち味。粉末ではなくより麺に絡みやすい液体スープを使用してチャワンとの違いをアピールしました。ソースの程よいしょっぱさがクセに!
テレビでも引っ張りだこの中華料理名人イ・ヨンボクシェフがモデルを務めるパルドジャージャー麺(パルド、1,500ウォン)は、グレードアップして再登場。韓国産豚肉を使用した本格黒味噌ソースがポイントです。続々と登場している即席ジャージャー麺。どこまで進化するのか、これからも注目です。
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