夏の風物詩・怖い話。韓国では今、幽霊にとり憑かれた見習いシェフの風変わりなラブストーリー「ああ、私の幽霊様」(チョ・ジョンソク(左)、パク・ボヨン主演、tvN)が話題を集めていますが、ソウルには他にも見るだけに止まらない体験型ホラースポットがあります。
4Dで恐怖の世界を体感できるのは、演劇「2人の女(トゥヨジャ)」。チケット全席完売を記録している人気ホラー劇で、小劇場が連なる大学路(テハンノ)の「ライフシアター」で公演されています。突然頬に髪が触れたり、足をつかまれたりと観客を絶叫させる演出が魅力。
大学路には、演劇だけでなくお化け屋敷も!夏限定オープンの「幽霊の家(クィシンネチッ)」(祥明大芸術デザインセンター、8月31日まで)では、未婚女性の霊・処女鬼神や死神・チョスン使者など韓国を代表するお化けたちが背筋も凍るホラーワールドへと誘います。
リアルな体験を求めるならソウルの心霊スポットへ。古宮・景福宮(キョンボックン)に隣接した安国洞(アングッドン)の裏通りには、今も古びた昔の家屋が現存。以前、宮中で働く人々が住んでいたというこの地域には、チマチョゴリ(韓服、ハンボッ)を着た女性の霊出没のうわさもあります。
ソウルに点在するこわ~いスポットで、まだまだ続く暑さを吹き飛ばしてみては?
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