8月15日は韓国の独立記念日・光復節(クァンボッチョル)。70周年を迎える今年は、その意味を深く考えると共に祝賀ムードを高めようという政府の意向から、前日の14日(金)が臨時公休日に。16日(日)までの三連休となり、各地で様々な記念イベントが開催されます。
韓国の歴史を物語る景福宮(キョンボックン)や昌徳宮(チャンドックン)などの4大古宮に加え、宗廟(チョンミョ)、朝鮮王陵(チョソンワンヌン)など15の施設が14~16日の3日間無料開放に。外国人も対象となり、歴史遺産を一度に巡るチャンス到来です。
ソウル市庁広場での恒例祝賀行事も今年はよりいっそう華やかに!14日の前夜祭では、未来を展望する「光の祭」をテーマにベテラン歌手イ・スンチョルや人気アイドルSISTERなどがライブを披露。その他にもダンスフェスティバルなど多彩なイベントが準備されています。
慶祝式が開かれる世宗文化会館(写真)では、独立運動家たちを描いたアート展を開催中。また大韓民国歴史博物館では、戦後70年間の人々の生活に注目し現代史を見つめ直す特別展示を開くなど、様々な角度から戦後を考える催しが行なわれています。
14日には全国の高速道路料金が免除されるなど特別割引もあり、連休を通した国内旅行支援の動きも見られています。三連休となった今年の光復節。様々な取り組みがなされるなか、韓国の人々はどのようにその日を迎えるのでしょうか。
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