今日6月25日は65年前に韓国と北朝鮮の分断を決定付けることとなった朝鮮戦争が勃発した日。韓国では「625(ユギオ)」と呼ばれ、国民たちは今なおこの日を忘れないよう努めています。
龍山(ヨンサン)の「戦争記念館」では今週のみ1階フロアで約60の写真を展示する特別展を開催中です。テーマは 「6.25契機」、なぜ戦争が始まってしまったのかを振り返る内容です。
「最前線の記録者」と題された野外展示では、現在の軍隊で行なわれるリアルな訓練の姿を映した写真が展示されています。130余りの写真からは陸・海・空軍で行なわれる厳しい訓練の様子を伺えます。
朝鮮戦争に参戦した軍人たちへメッセージを残すコーナーも設置されました。来場者の一人が当時の様子を思い出したように、展示会の若いスタッフに語りかける貴重な場面にも遭遇しました。
特別展は28日(日)まで行なわれます。 数多くの写真を通して現在も休戦中という朝鮮半島の悲しい歴史を知ると共に、1日でも早く平和な日々が訪れることを願わずにはいられません。
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