韓国で仮面といえば、仁寺洞(インサドン)など観光地の記念品ショップでよく目にする木彫りの「タル」が有名。こちらは伝統芸能「仮面劇(タルチュム)」で用いられるものですが、最近新たな仮面が脚光を浴びています。
「覆面歌王(ポンミョンカワン)」は、アイドルからベテラン歌手まで覆面で身分を隠し、実力を競い合う音楽バラエティ番組。先入観にとらわれず歌唱力だけで評価できると好評です。また後々明かされる正体にも毎回注目が集まります。
ドラマ界にも仮面が登場。スエとチュ・ジフン主演の「仮面」(写真)は、自身の本当の姿を隠し仮面をつけたように生きる男女の物語。チュ・サンウク主演の「覆面検事」は昼は検事、夜は覆面を被り悪を罰する内容で、他の人物になりきる設定が人気のようです。
コスメ界ではゴージャスな仮面がプリントされたマスクパックを発売するところも(「MEDIHEAL(メディヒール)」、各3,000~4,000ウォン)。今後も仮面がテーマのニューフェイスが続々登場するかもしれません。
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