まるで漫画の世界？韓国初・水陸両用バス登場

今月15日、仁川(インチョン)の京仁運河(キョンインアラペッキル)に韓国初の水陸両用観光バス｢アクアバス｣が登場。ドリームパークや白石橋、空港鉄道A'REX黔岩(コマム)駅を通り、アラ西海閘門など運河を周るコースです。

バスの中に入るとまず目につくのが運転席。左に陸地、右に水上の運転手と並んでいるのが水陸両用ならではです。車体後方にはスクリューが装着されており、水の中も時速約18kmですいすいと進みます。

運河に沿って周辺の公園などを周った後、15分ほどクルージングする約１時間のコース。同乗するバスガイドが窓からの景色や周辺観光情報を案内しながら、車内の雰囲気を盛上げます(2015年５月現在韓国語・中国語のみ)。

一般のバスより約60ｃｍ高い座席からは、窓の外に広がる景色がよく見えます。水しぶきを立てながら豪快に進む水路では遊覧船に乗っているかのような感覚に！なお、乗客には救命チョッキが配られます。

出発地はアラ仁川旅客ターミナル(写真：毎日９時半～18時まで１日12回/チケット乗車時購入可、一般３万ウォン)。今後は他の地域にもコースが拡大する見込みです。｢アクアバス｣で、一味違ったバス観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。