未明に韓国北東部の江原道(カンウォンド)で積雪が観測されるなど、全国的に肌寒さが感じられる天候となった今日。しかしそんな中でも、春の花々たちがソウルのあちらこちらで姿を現しています。
学生街の新村(シンチョン)では、駅から延世(ヨンセ)大学をつなぐ名物通りに植えられた桜の花が一斉に開き始めました。週末には、歩行者天国で賑わうメインストリートが、桜一色に染まる光景が見られそうです。
同じ桜でも、狎鴎亭(アックジョン)のギャラリア百貨店前の大通りはすでに満開!ピンク色のきれいな花々がアーチをつくり、ショッピング客たちの顔をほころばせています。
四季折々の景色が楽しめる徳寿宮(トクスグン)横の散策路・トルダムキル(石垣道)ではレンギョウの花が見頃。長い歴史が刻まれた石垣に鮮やかな黄色の花が彩りを添えています。
かわいらしいサンシュユが顔をのぞかせるのは、ソウルの中心部を流れる清渓川(チョンゲチョン)。ほかにも梅やツツジなどエリアごとに様々な花が植えられているので、変わり行く景色を楽しみながら歩みをすすめるのも良いでしょう。
曇りがちの肌寒いお天気が続くソウルですが、桜が満開を迎える週末にかけて天気は徐々に回復するとの予想。ソウルを訪れた際は、人気スポットで華やぐ今だけの春の花も一緒に楽しんでみましょう。
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