風もだいぶ暖かくなり、のんびり外歩きを楽しめる季節。仁寺洞(インサドン)近くに位置する昌徳宮(チャンドックン)をぶらりと散策してみましょう。
観光スポットとしてだけではなく、市民たちの憩いの場としても親しまれている古宮。自然溢れる昌徳宮には、多くの人たちが散歩や写真撮影をしに訪れています。
宮殿内のところどころにある小さな門も素敵なフォトスポット。韓国独特の色彩で描かれた美しい模様にも注目してみましょう。
昌徳宮の中でも、王族のみに開かれた宮殿の裏庭であり、美しい自然で知られる後苑(フウォン)。王たちが散歩を楽しんだという池の周りでは、ダンコウバイ(檀香梅)の黄色い花が咲き始めました。
昌徳宮にはほかにも桜や梅、ツツジなどが植えられており、4月初旬から中旬にかけて開花を迎えます。韓国の伝統美と色とりどりに咲く春の花々の調和を楽しみながら、ゆったりとした春の散歩を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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