週末からぐんぐんと気温があがり、日中は10度を超える春らしい日が続いているソウル。中心部を流れる清渓川(チョンゲチョン)には、散策を楽しむ人たちが増えてきました。
先週のコッセムチュイ(花冷え)が嘘だったかのような陽気に、人々の表情も和らぎます。アウターは薄手のものに変わり、本格的な衣替えの時期を迎えたようです。
散策中にカメラや携帯電話で記念撮影を楽しむ人たち。清渓川に22本かかる橋や、スタート地点である清渓広場の滝の前が人気のフォトスポットです。
清渓川で一番の賑わいを見せる光化門(クァンファムン)、鍾路(チョンノ)周辺はソウル有数のオフィス街。周辺の会社員たちが昼食後の散歩を楽しんでいる姿も見られます。
川沿いには、黄色い小花が美しいサンシュユのつぼみが。3月下旬から4月上旬頃に開花を迎え、清渓川に鮮やかな黄色を添えてくれそうです。
冬の間は人通りが少なく、少しものさびしかった清渓川。春を迎え、爽やかな水音に耳を傾けながらおしゃべりを楽しむ市民たちで賑わっています。
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