今韓国では、大人の塗り絵「カラーリングブック」がストレス解消法として注目を集めています。書店には専門の特設コーナーができ、ベストセラーになるほどの人気ぶりです。
実際にはまった人たちの話によれば、色塗りに没頭している内に仕事での嫌なことや不満を忘れることができるのだとか。また、ひとつの絵を完成させていく楽しみと達成感を味わえることが、カラーリングブックの虜になってしまう理由のようです。
世界的に有名なカラーリングブックの韓国版「ピミレチョンウォン(秘密の花園)」は、2014年8月の発売以来、幾度もベストセラーにのぼっている今最もホットな塗り絵。花をメインにした植物の絵が中心で、絵の中に隠れた虫を探すのも楽しみ方のひとつです。
輸入版が多い中、韓国ならではのものも発売されています。画家ソ・ゴンイムは、伝統絵画の朝鮮民画を塗り絵に変身させ話題に(写真上)。イラストレーターパク・ジョンアは、キッチン用品と食べ物をモチーフにしたものを発売し、特に女性から高い支持を得ています。
流行真っ盛りのカラーリングブック。人気が高い今だからこそ、書店には豊富なラインナップが揃っています。日本にはないものもあるので、定番を脱したお土産品としても活用できそう。韓国のカラーリングブックでリラックスしてみては?
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