元気を出したい時に韓国でよく食べられるスタミナメニューといえば、冬が旬の牡蠣を使った「クルチュッ(牡蠣粥)」や韓方食材がたっぷり詰まった「参鶏湯(サムゲタン)」、香ばしい風味の「チャンオ(ウナギ)」が知られています。
韓国でも高級食材であるウナギは、前年の同時期に比べ販売価格が半額程度となり注目されています。安さの理由は、前年の韓国産養殖うなぎの稚魚が前々年に比べ約3.5倍に増え、豊漁だったため。価格を下げて提供する食堂もあり、今冬から来春にかけてはリーズナブルに食べられるといわれています。
夏によく食べられるウナギですが、実は寒い時期を乗り越えるため脂がのり、身も柔らかい冬も食べ頃。手頃な価格で食べられる今冬は、韓国風の蒲焼きを楽しむ絶好の機会です。新村(シンチョン)エリアの「新村風川(プンチョン)チャンオ」では塩焼きやコチュジャン焼きが味わえます。
鐘路(チョンノ)にある「公平洞(コンピョンドン)コムジャンオ」は、日本であまり食べられないコムジャンオ(ヌタウナギ)の店。コチュジャンダレに漬けて焼いたコムジャンオは、コリコリの食感がクセになる一品。ウナギよりも安価で滋養強壮に優れた庶民の味方として人気の食材です。
一方、パワーをくれる存在という意味でファンを「ウナギ」と呼ぶ、チャン・グンソクは1月16日から放送のバラエティ「三食ごはん 漁村編」に出演。予告ではうなぎ釣りや調理に悪戦苦闘する姿が放映されています。来韓の際は、お手頃で栄養たっぷりの韓国のうなぎ料理でスタミナチャージはいかがですか?
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