ソウル西部・ワールドカップ公園内にある平和公園エリアでは、韓国の伝統的な遊びを体験できる冬のイベントが開催中です。会場のあちこちでは、冬休み真っ最中の子ども達の楽しい笑い声が響き渡っています。
公園中心部には氷上ソリ用リンクが登場。氷上ソリは朝鮮時代から続く遊びで刃のついた木の板に乗り、棒で漕きながら滑ります。子ども達はソリで追いかけっこしたり、お母さんに引っ張ってもらったりと楽しそう。リンク入場料は18歳未満無料、18歳以上1,000ウォンです。
リンク横には様々なあったかコーナーが設置されています。中でも人気は、夕方頃には売り切れになることもある焼き芋(1つ2,000ウォン)。サツマイモは専用のドラム缶で焼く昔ながらの焼き方で、約20分待てば冷えた体も温まるホクホクおやつの出来上がり!
女の子に人気なのは、手作りカイロ体験(1つ3,000ウォン)。保温性の高い小豆を利用し、電子レンジで温めて繰り返し使えるエコカイロが作れます。布のデザインは選択可能。絵や文字を書いたオリジナルカイロは愛着度もぐっとアップしそうですね。
旧正月(ソルラル)によく行われる民俗遊びコーナーも。壷に矢を投げ入れる投壺(トゥホ)前では、お父さんに投げ方を教わっている小さな子どもの姿も見受けられました。平和公園のイベントは2月6日(日)まで。素朴な韓国の伝統遊びでソウルの冬を楽しんでみませんか?
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