毎年11月に開催される、ソウルの秋を代表するお祭り「2014ソウル灯祭り」が、今年も先週7日より清渓川(チョンゲチョン)で行われています。清渓広場から世運橋(セウンギョ)までの約1.2kmに600もの灯篭が並び、連日たくさんの人で賑わっています。
今年のテーマは「ソウルの輝く世界遺産」。五大古宮の中で唯一の世界遺産、昌徳宮(チャンドックン)の仁政殿(インジョンジョン)や、朝鮮王室の祭礼儀式の音楽「宗廟(チョンミョ)祭礼楽」を奏でる姿などが、灯篭で表現されています。
その他にも、キムジャン(キムチ漬け)など韓国の伝統文化を表現したゾーン、青森のねぶたやアメリカの自由の女神などを展示した海外招待ゾーン、LEDライトを使ったライトアートゾーンなどがあり、多彩な作品が鑑賞できます。
広通橋(クァントンギョ)や広橋(クァンギョ)の高架下では、体験プログラムも開催中(有料、当日参加可)。韓国の伝統紙・韓紙(ハンジ)を使ったミニ提灯作りは、子どもと一緒に楽しむことができ人気を集めていました。
一方、クリスマスに先駆けて、橋の上にはロマンチックなイルミネーションのアーチも登場。行き交う人が足を止め、記念撮影を行う姿も見かけられました。
ライトアップは17時~23時、開催は11月23日(日)まで。日が落ちると気温がぐっと下がり、川沿いは特に冷え込みます。暖かい服装で、ソウルの幻想的な夜を楽しんでください!
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