2014年下半期の韓国ドラマ界では、漫画を原作とした実写ドラマが同時期にいくつも放送され話題を呼んでいます。どれも漫画版で人気を集めた作品だけに、放送開始前から、どのようにその世界観を表現するのかに注目が集まっていましたが、放送後の反応はいかに?
日本でもドラマ・映画で一大ブームを起こした「のだめカンタービレ」は「明日も(ネイルド)カンタービレ」とタイトルを変えて登場。韓国でも日本版ドラマが人気であったのと、主演にチュウォン、シム・ウンギョンをはじめとした実力派俳優が起用されたことで放送前から期待を集めていました。
ところが放送開始後の視聴者の反応は予想外でした。ネット上では日本版で話題となったコミカルな演出が少ないという意見が続々。他にも漫画の内容を忠実に表現しすぎる余り、韓国版ならではの特徴がないのでは?との声まで。しかし韓国では、視聴者の声でドラマの内容が変わることはよくあります。これからの展開に目が離せません(写真はチュウォン)。
一方、韓国囲碁(パドゥッ)のプロを目指した青年が夢をあきらめ、サラリーマンとして生きていく様子を描いた韓国の人気ウェブ漫画「未生(ミセン)」。ドラマ版では主人公にZE:Aのシワンを起用。ケーブル放送ながら、新入社員が職場で奮闘する姿がリアルに描かれており、多くの視聴者から共感を得て高視聴率を獲得しています。
イ・サンユン(左)、キム・ソウン(右)主演の「LIAR GAME」は日本の同名漫画が原作。脚本を違和感の無いよう一部脚色し、韓国の実情に即したストーリーを心がけたそう。漫画とは一味違った魅力が注目を集めています。原作ファンも、そうでない人も漫画と見比べれば2倍楽しめる漫画原作ドラマ。見逃さないようチェックをお忘れなく!
|