11月に入り、ようやく紅葉シーズンを迎えたソウル。高く澄み切った秋晴れとなった今日、Nソウルタワーがそびえる紅葉の名所、南山(ナムサン)を歩いてみました。
地下鉄3号線東大入口(トンデイック)駅近くの国立劇場から南山ケーブルカー乗り場までをつなぐ、約3.5kmのなだらかな北側循環路。ソウル市によって11月中旬まで落ち葉を清掃しない散策路に指定され、紅葉カーペットを踏みしめながら秋気分を満喫できます。
見上げれば緑の間に赤や黄色の葉がのぞき、やわらかい太陽の光を受けて新鮮な輝きを見せていました。韓国気象庁によると、ソウル都心は11月初旬が紅葉のピークとなっており、まさに今が旬の観光コースと言えます。
北側循環路は歩行者天国で、ところどころに憩いの場やトイレなども設置されているため、カップルや家族連れに人気です。ビュースポットでもある憩いの場から眺める、清々しいソウルの秋の姿は必見。
夏とはまた違った景色が広がる今の南山。空中から山を見下ろせるケーブルカーや、また別の紅葉ロードを通って地下鉄4号線明洞(ミョンドン)駅まで行ける循環バス05番などを利用すれば、さまざまな角度から紅葉を鑑賞できるでしょう。
|