ソウル都心で紅葉を見るには11月初旬まで待たなければならない今年。四季の中でも最も秀麗な季節である秋の景色をカメラに収めようと、一足早く紅葉シーズンを迎えた江原道(カンウォンド)・原州(ウォンジュ)を訪ねました。
山あいをのんびり走るのは、廃線区間となった線路を再活用したアウトドアレジャー「原州レールバイク」。このあたりは今どこを見回しても一枚の絵のような風景が広がっており、乗客たちは色とりどりの紅葉見物に夢中です。
「原州レールバイク」は旧艮峴(クガニョン)駅から旧判垈(クパンデ)駅まで風景列車に乗って行き、レールバイクに乗り換えて戻ってくるコース(25,000~35,000ウォン、約80分所要、片道7km、9時・11時・13時・15時・17時)。絶景スポットを巡ることができ、見ごたえ抜群です。
紅葉とレールバイクをひとしきり満喫したら、郷土料理も食べてみたいところ。桑の葉スケトウダラご飯(ポンイッファンテバッ)は、市内に数件お店がある最近注目の原州名物です。竹筒ご飯や蓮の葉ご飯とはまた違った葉の香りがほんのり口の中に広がり絶品!
つかの間の紅葉の彩りを堪能してこその秋。原州駅はソウル・清凉里(チョンニャンニ)駅から急行列車ムグンファ号(6,000ウォン~)で1時間余りと小旅行にはぴったりの距離です。美しい紅葉と豊かな食文化を合わせて楽しめる原州へ出かけてみませんか?
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