ぷらりと散歩したくなる心地よい天気のソウル。今年ソウル市によって選定された170ヶ所の緑陰道(ノグムキル)は公園や川辺などからなり、夏だけでなくこれからの季節にも向いています。都会の雑踏を抜け出してゆとりと癒しの空間を探しに行ってみましょう。
徳寿宮(トクスグン)トルダムキルは、朝鮮王朝の長い歴史が刻まれた宮殿の石垣と銀杏など木々が調和する「韓国でもっとも美しい道」。四季折々の風景を楽しめ、特に秋は紅葉の名所に挙げられます。都心の市庁(シチョン)エリアにあり気軽に訪れやすい立地。
Nソウルタワーにつながる南山(ナムサン)公園南側循環路は、桜や楓など木々が生い茂る約1.8kmの山道。ソウルを一望できる爽快なビューに出会えるため、日中はもちろん夜景の名所として定番のデートコースにもなっています。
メタセコイアの道は南怡島(ナミソム)が有名ですが、ソウル西部のワールドカップ公園でも楽しめます(写真上)。ソウルを横断するように流れる漢江(ハンガン)に面し、敷地内には池や川、噴水などが多いため、爽やかな憩いのひとときを満喫できるでしょう。
青々と生い茂っていた緑が少しずつ黄色に色づきはじめ、初秋の訪れを感じさせる季節。ソウルのあちこちに隠れている自然いっぱいの道を散策してみれば、爽やかな空気と非日常感たっぷりの雰囲気に、気分をリフレッシュできそうです。
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